病院の中にこんちゅうかん!? 倉敷昆虫館
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標本の紹介
 
 

ヒョウモンモドキ
Melitaea scotosia


開長 50-60mm

[環境省 RDB カテゴリー:絶滅危惧TA類]
[岡山県 RDB カテゴリー:絶滅]

 1990年代前半の中国山地と吉備高原北西部で確認されたのを最後に記録が途切れてしまい、残念ながら岡山県版RDB2020で絶滅種になってしまいました。かつては岡山県南でも何ヶ所かで記録されていました。湿地性のチョウで移動力に乏しく、開発や農地改良などで急速に生息環境が悪化したことが絶滅の原因だと考えられます。
 なお中部地方亜種も絶滅し、現在日本で残っているのは広島県のごく一部の地域で、保護活動によって維持されている個体群だけです。(2021.2.20) 

 
ヒョウモンモドキ 1956年 新見市草間  
▲1956年 新見市草間
 

 
【当館所蔵のその他の標本】
・1949年 吉備郡高松町・稲荷山(現 岡山市)
・1952年 吉備郡足守町(現 岡山市)
・1952年 真庭郡・蒜山(現 真庭市)
・1983年 新見市草間

 

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