病院の中にこんちゅうかん!? 倉敷昆虫館
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標本の紹介
 
 

クロツバメシジミ
Tongeia fischeri


開長 20mm

[環境省 RDB カテゴリー:準絶滅危惧]
[岡山県 RDB カテゴリー:絶滅危惧U類]

 瀬戸内沿岸から吉備高原にかけて点々と分布。本来は食草であるツメレンゲやマンネングサの仲間が自生する河原、露岩地などに生息します。人家の瓦屋根などに生えたツメレンゲでも発生しますが、産地は局地的です。
 レトロ倉敷のエリアでは、かつて民家の屋根、石垣、石畳の道路脇などに生えたツメレンゲで多数発生していたが、残念ながら現在では、食草は僅かに残ってはいるものの、本種は消滅。もはや可憐な姿を見ることはできなくなってしまいました。この標本は1949年鶴形山の近くにお住まいの方が記録されたものです。この時代のものとしては、他に殆ど存在しない貴重な標本です。

 
クロツバメシジミ 1949年 倉敷市鶴形山  
▲1949年 倉敷市鶴形山  

 
【当館所蔵のその他の標本】
・1989年 和気町

 

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