ガガブタは東南アジア・オーストラリア・アフリカなどの熱帯から暖帯にかけて広く分布し、本州・四国・九州の沼や池に生えるミツガシワ科の多年生の水草です。
茎は細長くて水底の泥に根をおろし、上部に円心形の葉をつけ水面に浮かんでいます。葉の大きさには生育する場所によって、径が7~20cmとかなりの開きがあるようです。夏から秋にかけて葉の裂け目から5裂した白い花を開きます。花冠の計は約1.5cmで内面に長白毛が生えていて中心部は黄色です。
岡山県下では、北部より南部に多く、絶滅危惧種に指定されたのが不思議なくらいでしたが、近頃倉敷市内でも急速に姿を消してきました。水質の変化だけが原因とは思われません。
当園の池でも、1977年(昭和52年)に倉敷市内の児島の池から持ち帰った数株が次第に増殖し、約20年間で池一面に広がりましたが、急に姿を消してしまいました。その原因は全く不明です。
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