美しい野生ランの大部分が絶滅危惧種となっている現在、このネジバナほど雑草的なランも少ないのではないかと思います。
日本全土はもちろん、シベリア・樺太から印度・マレーシア・オーストラリアまでの広範囲に分布し、野原や堤防などの芝生や山地の路傍などにあまり珍しくない多年草です。当園にも、どこから種子が飛んできたのか、湿地から乾地に広く自生しています。花の色も淡紅色から白色まであり、花穂のねじれ程度や方向にも変異が多く、花期にも初夏から秋までの個体差があります。
園内の除草作業も、ネジバナの咲いている所は、花期が終わるまで延期することにしていますので、年々種子で増殖しているようです。
和名のネジバナは花序がねじれているところからつけられたもので、モジズリ(捩摺)の別名もあります。
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