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植物園便り

2013年1月13日 定例観察会「植物園を楽しむ会(根から始める山野草栽培・どんど焼きを楽しむ)」(2013.1.27)

第10回、年明け最初の「植物園を楽しむ会」。今回は植物の根の観察と「どんど焼き」を行いました。写真は開会前、持参した正月飾りを置く参加者の方。今回の参加者は33名でした。 本格的には十数mの竹を立ててでやぐらを作ったりするのですが、今回は2mぐらいの高さのミニチュア版を作りました。材料は主にはメダケとトウネズミモチの枝です。
▲第10回、年明け最初の「植物園を楽しむ会」。今回は植物の根の観察と「どんど焼き」を行いました。写真は開会前、持参した正月飾りを置く参加者の方。今回の参加者は33名でした。 ▲本格的には十数mの竹を立ててでやぐらを作ったりするのですが、今回は2mぐらいの高さのミニチュア版を作りました。材料は主にはメダケとトウネズミモチの枝です。
ライターで火をつけたのでは植物園らしくないので、火打石を使って火をおこしました。炭化させたタオル(綿)とヒメガマの穂の火口に着火中。 火口に火が付いたら、よく乾いた枯れ草に火口をくるんで、そっと息を吹きかけて、炎をおこします。
▲ライターで火をつけたのでは植物園らしくないので、火打石を使って火をおこしました。炭化させたタオル(綿)とヒメガマの穂の火口に着火中。 ▲火口に火が付いたら、よく乾いた枯れ草に火口をくるんで、そっと息を吹きかけて、炎をおこします。
見事、点火成功!パチパチと音を立てて燃え上がりました。点火後は、どんど焼きを囲んで、伝統的な祭事に使われる植物について、簡単に解説をしました。神事に使われる「サカキ」は、温暖な地域に多い植物で、中国山地など寒冷な地域には分布しないので、モチノキ科のソヨゴなどを使います。 その理由は、常緑であることと、葉を燃やした時にパチパチと音が出る(魔除けになる)ことですが、今回の「楽しむ会」では、同じように燃やした時に音が出るトウネズミモチ(モクセイ科)を代用しました。実は剪定作業をしていたので、枝葉があったから…というわけでは決してありません。
▲見事、点火成功!パチパチと音を立てて燃え上がりました。点火後は、どんど焼きを囲んで、伝統的な祭事に使われる植物について、簡単に解説をしました。神事に使われる「サカキ」は、温暖な地域に多い植物で、中国山地など寒冷な地域には分布しないので、モチノキ科のソヨゴなどを使います。 ▲その理由は、常緑であることと、葉を燃やした時にパチパチと音が出る(魔除けになる)ことですが、今回の「楽しむ会」では、同じように燃やした時に音が出るトウネズミモチ(モクセイ科)を代用しました。実は剪定作業をしていたので、枝葉があったから…というわけでは決してありません。
どんど焼きが燃えている間、今度は山野草の根の観察を行いました。植物園の温室内で育てている様々な山野草の中から10種類ほどを紹介しました。 ポットから出した株を水で洗いだします。水が非常に冷たいのですが、生きた植物を扱いますので、お湯を使うわけにはいきません。
▲どんど焼きが燃えている間、今度は山野草の根の観察を行いました。植物園の温室内で育てている様々な山野草の中から10種類ほどを紹介しました。 ▲ポットから出した株を水で洗いだします。水が非常に冷たいのですが、生きた植物を扱いますので、お湯を使うわけにはいきません。
まるで栗まんじゅうのような?形をした、マイヅルテンナンショウ(サトイモ科)の球根。球根内部に養分を貯蔵して冬を越すタイプです。 こちらはたくさんの根が出ているキビヒトリシズカ(センリョウ科)。匂いを嗅いでみると、なんだかお香のような匂いがします。
▲まるで栗まんじゅうのような?形をした、マイヅルテンナンショウ(サトイモ科)の球根。球根内部に養分を貯蔵して冬を越すタイプです。 ▲こちらはたくさんの根が出ているキビヒトリシズカ(センリョウ科)。匂いを嗅いでみると、なんだかお香のような匂いがします。
環境省のレッドリストでもっともランクの高い「絶滅危惧ⅠA類」となっている、ヤチシャジン(キキョウ科)の根。根が大きな塊になるキキョウそのものとは違って、小さな朝鮮ニンジンのような子芋がぶらさがっています。これは湿地の環境に適応しているためです。 ホソバキスゲ(ユリ科)の根は、花と同じように、黄色い色をしています。また、株の上部には、しわの寄った茶色い根がありますが、これは牽引根といって、株が地上に出てしまったときなどに、伸縮して地中に株を引きずりこむ役割があります。
▲環境省のレッドリストでもっともランクの高い「絶滅危惧ⅠA類」となっている、ヤチシャジン(キキョウ科)の根。根が大きな塊になるキキョウそのものとは違って、小さな朝鮮ニンジンのような子芋がぶらさがっています。これは湿地の環境に適応しているためです。 ▲ホソバキスゲ(ユリ科)の根は、花と同じように、黄色い色をしています。また、株の上部には、しわの寄った茶色い根がありますが、これは牽引根といって、株が地上に出てしまったときなどに、伸縮して地中に株を引きずりこむ役割があります。
クシバタンポポ(キク科)の根。葉っぱよりはるかに根の量が多く、ほぼ本体は根の部分です。また、根と葉っぱの間の茎の部分はほとんどなく、少々踏まれてもダメージを受けにくい姿をしています。 根の観察が終わった後は、どんど焼きの残り火で、お餅を焼いて、ぜんざいにして食べました。どんど焼きの火で焼いたお餅を食べると、一年間健康で過ごせるということです。
▲クシバタンポポ(キク科)の根。葉っぱよりはるかに根の量が多く、ほぼ本体は根の部分です。また、根と葉っぱの間の茎の部分はほとんどなく、少々踏まれてもダメージを受けにくい姿をしています。 ▲根の観察が終わった後は、どんど焼きの残り火で、お餅を焼いて、ぜんざいにして食べました。どんど焼きの火で焼いたお餅を食べると、一年間健康で過ごせるということです。
メダケの先にお餅を刺して、火であぶります。お餅は園長からの寄贈、ぜんざいの汁はボランティアさんからの寄贈によるサプライズ企画です。 もうひとつサプライズで、定例観察会の常連の方が持ってきてくださったサツマイモで焼き芋も楽しみました。さらに、解散時には、余剰苗8種類をお土産に持って帰っていただきました。
▲メダケの先にお餅を刺して、火であぶります。お餅は園長からの寄贈、ぜんざいの汁はボランティアさんからの寄贈によるサプライズ企画です。 ▲もうひとつサプライズで、定例観察会の常連の方が持ってきてくださったサツマイモで焼き芋も楽しみました。さらに、解散時には、余剰苗8種類をお土産に持って帰っていただきました。

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