倉敷昆虫同好会
トップページ
リンク
倉敷昆虫同好会紹介 入会のご案内 虫たちの素顔 同好会便り 同好会便り「KURAKON」 機関誌「すずむし」 掲示板(会員用)
 
 
虫たちの素顔
 
 ベニカミキリ Purpuricenus temminckii
 

やり方によっては竹林削減の助っ人です (2009.5.1)

 インドシナ半島から中国、朝鮮半島を経て、日本の本州にまで分布。平地から低山地にかけて勢力を広げているマダケやモウソウチクなどの枯死材を食べて育つ、いかにも東洋色豊かなカミキリムシです。体長は15mm前後。
 近年、竹林の増殖が著しく、心ある人々が伐採に挑戦し、竹炭など、利用も考えられていますが、焼け石に水の感なきにしもあらずですね。いつか、湿り気のある藪の脇に横たえられていたマダケに多数の本種幼虫が育っているのを見たことがありました。乾いた竹の枯材では駄目です。これをヒントに、一つベニカミキリさんに竹の分解を手伝って貰う手もあるのかなとは思うのですが。
 成虫は5・6月ごろ羽化出現し、白っぽい花を好んで訪れます。 (青野孝昭)

ベニカミキリ 倉敷市浅原 (2009.5.1)
倉敷市浅原 (2009.5.1)
 
 
 

入会のご案内

入会をご希望の方はこちらをクリック
 
 お問い合わせ

倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
倉敷昆虫館
倉敷昆虫館のホームページへ