倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 

 ゴマダラカミキリ Anoplophora malasiaca (2)

 

 産卵のための準備に余念がありません (2010.6.29)

 交尾を終えたメス成虫が、産卵のための噛み傷を、アメリカスズカケノキの根際の樹皮に一心不乱に作っていました。この後、彼女は向きを変え、尾端を噛み傷に挿入して産卵しました。その脇にはどの個体が出てきたのか新成虫の脱出孔がぽっかりと開いています。
 カミキリムシ科の中でも、ゴマダラカミキリのようなフトカミキリ亜科に分類される種は、産卵に当たって産卵孔を作ってから産卵する習性があります。そのうち、一部の種は生きた木や草本を食餌対象にしているため、害虫とされる種が出てきます。(青野孝昭)

ゴマダラカミキリ 岡山県倉敷市酒津 (2010.6.29)

岡山県倉敷市酒津 (2010.6.29)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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