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ヒオドシチョウ Nymphalis xanthomelus(2) |
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●幼虫時代との出逢いから5年ぶり
高梁川の河原に自生したアキニレ葉上にいた幼虫に出逢ってから、早くも5年が経ちました。この日には、同じ高梁川下流の河原で、立派な若武者のような姿をした成虫になった姿を見せてくれました。雨上がりの地面からミネラルを含んだ水を吸っていました。若い雄蝶に見られる行動です。
この季節には、このように、平地でも姿が見られますが、夏も盛りとなると山地へ移動して夏眠に入り、そのまま、翌年の春まで姿が見られなくなってしまいます。
幼虫の食樹はエノキ、シダレヤナギ、アキニレなど。年一化で成虫越冬します。
旧北区系のチョウで高温な熱帯地方などには分布していません。(青野孝昭)
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倉敷市水江(2014.6.8) |
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倉敷昆虫館はしげい病院内にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。
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