倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 

 コシアキトンボ Pseudothemis zonata

 

真夏の到来を告げてくれる

 和名は「腰明きトンボ」の意で付けられたよう。子どもの頃は、「電気トンボ」と呼んでいました。全身の黒と、腰の辺りの大きな黄白色の帯が対照的で、強い印象が残ります。
 真夏の走りを知らせてくれ、衣替えをする6月に入ってから、低山地や平地の木立に囲まれた池の周辺などでその姿に接すると、おおう、夏が来たと実感します。
 群れを作って羽ばたきと滑空を繰り返しながら飛翔する風景も印象的です。

 日本の本州以南、朝鮮半島南部、中国中・南部、台湾、ベトナム北部などアジア東部に分布しています。(青野孝昭)

倉敷市奥西坂(2013.6.12)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院内倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院内にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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