倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 クロボシツツハムシ Cryptocephalus signaticeps (3)
 

用意周到な産卵活動 (2011.5.24)

 アベマキの新梢で、逆さに向き、前脚、中脚で踏ん張っています。お尻から何か円い塊がのぞいています。実は、後脚を使い、自分の卵に、自分の糞をまぶせて糞団子を作っていました。この団子は林床に落ちると、天敵の目をくらますにはもってこいでしょう。孵化した幼虫は、林床の枯れ葉などを食べて育ち、幼虫態で越冬します。
 自分自身は、ナナホシテントウに擬態して身の安全性を高めているせいか、白昼堂々と目立つ場所で危険な作業に熱中していましたが、私が直近まで接近したところ、ぽろりと落ちて姿をくらませました。(青野孝昭)

クロボシツツハムシ 岡山県倉敷市浅原 (2011.5.24)
岡山県倉敷市浅原 (2011.5.24)
 
 
 

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 お問い合わせ

倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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