● 母蝶が巡り当てたのはクララでした (2010.6.17)
蛹で越冬、羽化したメス蝶が、フジの若い蕾が集合した花穂に産卵しているのをよく見てきました。それから育った2代目に当たるメス蝶が目の前で見せてくれたのはクララの蕾が並んだ花穂への産卵でした。いずれも、マメ科植物の蕾や花を幼虫が食べることを窺わせています。
マメ科ではこの他にもクズ、ヌスビトハギなど多数の種が食餌植物になっており、また、それ以外の科の植物が産卵対象に選ばれることも知られています。(青野孝昭)
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岡山県新見市草間 (2010.6.17) |
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