倉敷昆虫同好会
トップページ
リンク
倉敷昆虫同好会紹介 入会のご案内 虫たちの素顔 同好会便り 同好会便り「KURAKON」 機関誌「すずむし」 掲示板(会員用)
 
 
虫たちの素顔
 
 ツマグロバッタ Stethophyma magister  (1)
 

 翅端が黒いのはオスだけ (2011.7.5)

 写真の個体は翅の端先が明らかに黒いので、ツマグロバッタの端黒というネーミングが納得できます。ただし、それはオスだけに言えることで、メスはそうなっていないので、メスに出会うと困惑します。また、オスでも翅端や膝が黒くないものが現れることがあり、要注意です。
 丈の高い湿った草地によく見られます。
 日本のほか、朝鮮半島、中国北東部、極東ロシアに分布。(青野孝昭)

ツマグロバッタ 岡山県倉敷市浅原 (2011.7.5)

岡山県倉敷市浅原 (2011.7.5)

 
 ツマグロバッタ Stethophyma magister  (2)
 

 翅端は黒くなっていません (2011.8.3)

 ツマグロバッタのメスです。湿原の中に敷設された木道の上にいました。翅のつま先は多少濃くなっていますが、オスのように黒くなっていません。また、腹部はぼってりとして、一見別種の如くに見えます。
幼虫の期間がオスより長く、オスは7月上旬には羽化して成虫になりますが、メスは少し遅れ、7月中旬ごろから羽化して成虫になります。(青野孝昭)

ツマグロバッタ 岡山県倉敷市浅原 (2011.8.3)

岡山県倉敷市浅原 (2011.8.3)

 
 
 
 

入会のご案内

入会をご希望の方はこちらをクリック
 
 お問い合わせ

倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
倉敷昆虫館
倉敷昆虫館のホームページへ