| ■
RI検査(核医学検査)てなに?
当院の放射線科では、X線検査・CT検査・MRI検査の他にRI検査も実施しています。
ここではあまりなじみのないRI検査について紹介します。
■
RI(核医学)検査とは
RI検査は、ガンマ線という放射線を放出する放射性同位元素を含んでいる薬(放射性医薬品)を注射などによって体内に投与して、外からではわかりにくい臓器の機能や病気の状態をガンマカメラという特殊なカメラで放射線をとらえ画像化する検査です。放射線を出す化学物質を放射性同位元素(Radio
lsotope)と言い、英語の名称を略しRI検査と呼んでいます。
■
RI検査のしくみ
| ・ |
特定の臓器や病変のある部位を見つけるために、目的とする検査ごとに検査薬が用意されています。 |
| ・ |
検査薬は病変部に強く取り込まれたり、逆に取り込まれなかったりします。これをカメラで撮ると、ある部分だけ濃くなったり形が欠けていたりしますので、病変の状態がわかります。 |
| ・ |
これらのデータをコンピュータで処理して臓器のはたらきの程度をみたり、また臓器の断層像をつくり詳しく調べます。 |

■
脳のRI検査は認知症(痴ほう症)の診断に有用です
高齢化社会に伴い老人性認知症(痴ほう症)や脳血管障害などの患者さんが増えるなかで、早期診断早期治療が注目を集めています。RI検査(脳血流SPECT)は、認知性(痴ほう性)疾患において他の検査では明らかな異常がみられない認知症(痴ほう症)の初期においても、各疾患に特徴的な異常がみられ、アルツハイマー病など認知症(痴ほう症)の早期診断に有用な検査となっています。
脳の血流量から脳の活動部位がわかります
■ 脳血流SPECT画像

頭部を輪切りにして上から見た図です、赤く見えるところは血液が多く脳が活動しているところです。
■
統計解析画像eZIS

この画像では、赤く見えるところは血流が低下している部分になります。
相対的な血液量から脳が活発に活動している部分と、低下している部分が分かります。
■
物忘れを自覚したらRI検査を受けてみませんか
最近では[痴ほう予防ドック]を行う健診施設も誕生しています。全国的にはまだ少数の施設ですが今後の発展が見込まれています。
物忘れを自覚し、特に漢字が書けなくなったことが気になり始めたら、一度脳血流SPECT検査を受けられたらいかがでしょうか。
■
放射性検査薬は"生鮮品"?
放射性検査薬は、寿命が短く病院で貯蔵しておくことができません。いわば新鮮なうちに使う必要がある"生鮮品"なのです。そのため検査をするごとに発注され、製薬会社から検査する日の朝に病院に届けられます。薬を新鮮な状態で準備するため、予め検査の予約をしていただく必要があります。
■
RI(アイソトープ)検査一覧
・脳血流シンチ
・甲状腺シンチ(摂取率)
・副甲状腺シンチ
・心筋シンチ
・肺血流シンチ
・肝・脾シンチ
・アシアロシンチ
・腎シンチ(レノグラム/GFR)
・副腎(髄質)シンチ
・骨シンチ
・腫瘍シンチ
・消化管出血シンチ
・末梢循環(RI)アンギオ
・肝胆道シンチ |
電話でご予約ください。
月〜金曜日(9:00〜17:00)に下記までお願いいたします。 TEL:086-422-3656(放射線部受付) |
|