重井医学研究所附属病院
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がん患者リハビリテーションについて
2012.2
重井医学研究所附属病院 リハビリテーション部 主任 吉田 朗
吉田主任
吉田主任


 当院のリハビリテーション部は、理学療法士7名、作業療法士3名、マッサージ師1名の計11名のスタッフ構成となっております。施設基準として脳血管等リハビリテーションT、運動器リハビリテーションT、がん患者リハビリテーションを取得しております。

●がん患者リハビリテーションの施設基準を取得いたしました
 ご紹介が遅くなりましたが、昨年4月に「がん患者リハビリテーション」の施設基準を取得いたしました。このリハビリテーションを開始するに当たり一昨年の12月に医師、看護師、理学療法士、作業療法士の4名で神戸市であった「第3回がんのリハビリテーション研修」に参加してまいりました。

 欧米では,がん患者のリハビリテーションはがん治療の重要な一分野として認識されています。国内では治療中、治療後のがん患者は2015年には533万人に達すると予測されており、いまや「がん」は不治の病から共存する時代になってきました。2010年にがん患者リハビリテーション料が、診療報酬に算定できるようになりこれから注目されていく分野であります。

 現状では対象となる患者様は入院中で該当する疾患名(がん)や治療方法でなければならないなどの制約がありますが、以前は行えていなかった手術前からのリハビリテーション介入が可能となりました。当院では主に岡山大学病院と川崎医科大学附属川崎病院で食道癌の手術予定、手術後の入院患者さまに関わらせて頂いております。

 入院患者さまのQOL(quality of life,生活の質;充実した人生)が少しでも向上できるようにお手伝いができればと考えております。

リハビリテーションリハビリテーション

 

 

息の長い震災支援をしていきます2012.2
被災地で診察にあたる当院の吉岡医師
被災地で診察にあたる当院の吉岡医師
 東北大震災が発生して、1年を迎えようとしています。被災地では、徐々にではありますが、復興に向けて進んでいるようです。
当院では、昨年の7月号で詳しくお伝えしたように震災直後から人的、物的、金銭的に支援をして参りました。特に未だに被災地で医療活動を行っている国際医療協力・海外医療ボランティア医師団である特定非営利活動法人「ジャパンハート」を全面的にバックアップしております。

 また、被災した子供の心のケアにも重点をおいており、震災後の子供達の心のケアを目的として夏に開催された「みどりの東北元気キャンプ」へ当院から医師や言語聴覚士を派遣しました。昨年の12月12日には、派遣された坂本、清家両言語聴覚士が岡山市南区の上南公民館で、発達障害についての学習・情報交換の会である「オレンジクローバーの会」の勉強会で、このキャンプでのボランティア活動の報告を行いました。20名余りの発達障害児を持つ保護者の方達が、キャンプの様子の写真を交えた講演を熱心に聴講されていました。

スライドを交えて講演する坂本・清家言語聴覚士
スライドを交えて講演する坂本・清家言語聴覚士

 被災地が、完全に復興するまでにはまだまだ時間がかかるようです。当院は、これからも息の長い支援を続けて行きます。



 


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