
安田室長
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●乳幼児から学齢児まで発達障害児の療育に力を注いでいます
私たち小児療育部では平成16年度より小児療育センターを設置し、自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、注意欠陥/多動性障害、学習障害など発達障害を抱えたこどもたちの療育に力を注いでいます。
小児科医を中心に、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、そして臨床発達心理士や臨床心理士が個別指導・集団指導・母親カウンセリングなどさまざまなプログラムを通してこどもたちやご家族の多様なニーズに対応します。言語聴覚士はこどもたちにコミュニケーションの楽しさを伝え、生きたことばを育てます。作業療法士、理学療法士は運動の楽しみや手を使う創作のよろこびを伝え、しなやかな身体バランスを引き出します。「発達障害」は今、小児療育部の中核領域になりました。
●「これまで」―こどもたちの発達に寄り添って
創和会での小児療育事業は早や10周年を迎えます。「痛み」と「ぬくもり」を分かち合おう、ともに育ち合おうと、豊かな人間関係の象徴である光の森の「うろの木」はすべてを包み込むやさしさで、多くの子どもたちの心を育んできました。
平成20年度に行った調査では約8割の子どもに療育効果があるとわかりました。現在450名以上の患者さんがおられ、岡山県南西部を中心に時には県外からも多くの患者さんの紹介があります。
●「これから」―こどもたちにもっと夢を語りたい
『光の森の中央にどんと据えられた大木。スタッフと子どもたちが心を裸にして向き合う、おとぎの森のような場所』。山陽新聞「岡山の病院力」でこのように紹介された小児療育センターは平成22年8月さらに素敵に生まれ変わりました。

▲言語聴覚士による療育の様子
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「発達障害児の適応力を養う療育」がマスコミ に紹介された後の反響は想像以上でした。患者さんの急増、年間数値目標を半年で超えてしまいま
した。私たちは地域からの期待感の大きさに感謝と驚きと責任の重さをひしひしと感じながら、これから5年先の対策を一生懸命考えました。ユニバーサルデザインの考えを導入して限られた空間の中でさらに安全で、快適な、こどもたちを育てる空間にすることを考えました。足りなくなった個別療育室は防音効果を向上させて8室に増やし、集団療育室はけがや事故から守るためスポンジを引いた床材に取り換えるなどして環境をデザインしました。また、心理士を3名体制に増やし、心のケア部門を充実しました。言語聴覚士は全国募集で優秀な新人を3名増やし、8名体制にしました。さらには作業療法士を小児療育部専属に配置換えするなどマンパワーの拡大を図りました。不安を抱えた患者さんと保護者を待たせない、これも私たちの使命です。
発達障害児の示す発達の「遅滞」や質的な「歪み」、そしてこころの問題は決して不変のものではありません。早期から適切な療育により発達を促し、改善して行けるものです。小児療育部はこどもたちを「育てる場」です。未来の光である子どもたちの心に2つの信頼関係を構築していくことが私たちの願いです。2つの信頼関係とは「すべてを受け止められる安心感」に支えられた母と子の基本的信頼関係。そして「約束を守る」ことで支えられた人と人との社会的信頼関係です。豊かな心の創造に向けて、小児療育部は「もうひとつ上」を目指します。
ぜひ一度お問い合わせください。
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