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●発達障害児の療育に力を注いでいます

 平成16年小児療育センター開設以来、一貫して私たちは乳幼児期から学齢期まで、発達障害児の療育に専念しています。

●大きなうろの木

 小児療育センターは病院の中にあって、ほかのどの医療部門とも違う病院らしくない空気の漂う空間です。『スタッフと子どもたちが心を裸にして向き合う、おとぎの森のような場所』(山陽新聞「岡山の病院力」第53回より)に、本物の杉の木で作ったうろのある大きな木がドンと据えられています。寒い冬には、木の中にこたつを持ち込んで4、5人の子どもたちと一緒に中で絵本の読み聞かせができるくらいの大きな木です。私はこの木こそ、私たちが目指している豊かな人間関係の象徴であると考えています。

●小児療育センターは子供たちを「育てる場」
 私たち小児療育センターが大切にしてきたこと、これからも大切にしていきたいこと。それは子どもたちや家族の方に「安心と信頼の療育を提供してもらった」という満足感を持ってもらえるようになること。そして 、私たちもまた「誇りと責任のある療育が提供できた」という充実感がもてるようになることです。この双方の思いがともに育ち合うとき 、私たちは、病気を通して、人としての成長を実感することができ、また、人間としてしあわせに生きる意味を学ぶ機会を得ることができるのではないかと考えます。 子どもたちや家族の方と私たちがともに育ち合う関係、皆さんと私たちとの「相互性を育む療育の実践」を大切にしています。

●子どもたちともっと夢を語りたい
 子どもたちというのは自閉症、アスペルガ―症候群、注意欠陥/多動性障害、学習障害など 、発達障害を抱えた子どもたちです。自分の思いをうまく伝えられない、気持ちの調節ができない、他者の言うことが理解できない、友達とうまく関われないなど、学校や家庭の他、さまざまな生活場面にうまく適応できにくい子どもたちです。私たちのセンターには平成24年度450名近くの子どもたちが新たに療育相談に訪れました。不登校の子どもたちの相談も増えています。

 ネット社会と呼ばれ、バーチャルリアリティーの溢れる現代は、何よりも人と人を生でつなぐ機会が少なくなっています。子どもたち、若者たち、そして私達大人が、社会や他者に対する信頼感、そして何よりも自分に対する信頼感を見失いかけている時代になってきたのではないかと思います。

 子どもたち1人ひとりはみんな違った個性を持っています。その子の持っている可能性を引き出してあげるために、より早い時期に母と子が、そして子どもたち同士が、「相手に受け入れられて育つ」体験と「自らも相手を受け入れて育つ」体験を持つことが大切だと思います。「痛み」と「温もり」を分かち合う中でともに育ち合う関係、この相互性によって生まれる確かな自己への信頼と他者への信頼が、生きてゆく力、生きてゆく勇気になって行くのではないかと考えています。

 私たちの「療育」というのはまさにここのところを目標とした活動であるということができると思います。

●子どもたちは安心・安全な療育環境の中、実体験を通して、人が人とつながるルールを学び合います

友の考えを学ぶ、自分のこころを表現する、壁面に思い思いのクーゲルバーンが出来上がる

 私たちは小児科医師を中心に、言語聴覚士、作業療法士、心理士など、さまざまな資格を持った専門職集団です。専門的な立場から、子どもたちの発達に向き合い、子どもたちの「イヤだ」「どうして」に向き合い、子どもたちの苦手さに向き合い、ことばや行動の後ろに隠された子どもたちの心を理解することを大切にします。

 療育に通う子どもたちは、遊ぶ時も学ぶ時も、常にセラピストと1対1の関係性が保障されます。時にはセラピストとペアになって小集団場面に参加し、子どもたちは安心・安全な療育環境の中、実体験を通して人が人とつながるルールを学び合い、社会への適応力を養ってゆくことができるようになります。


― 先生にインタビュー ―

作業療法士 日笠智美 副主任
日笠先生は在職9年目の先生です。

 『私たち作業療法士は、子どもたちが「将来どのように生活していくか?」「それに必要なスキルは何か?」を考え、療育しています。例えば手先の問題(不器用さ等)・運動の問題(遅れ、苦手)・日常生活活動の問題(箸・ボタン・着替えの苦手さ等)だったりします。具体的に、箸が苦手な子にはなぜ箸が持てないのかを見極め、原因を考えます。箸が正しく持てるように、手先を細かく動かす練習をします。また、実際に箸を操作する練習をします。時には、補助機能の付いた箸を使い、食事が取れるように援助します。運動が苦手な子には、楽しく運動ができるように工夫をします。子どもの気持ちが課題に乗らない時には散歩に行って気持ちを切り替えたりします。ゲームをする時には、ゲームに負けた子どもが悔しくて泣いてしまう時もあります。その時には、私たちも悔しさを共有し、子どもの気持ちに寄り添う作業療法を実施しています。』

   
心理士 磯山五月
磯山先生は在職7年目の先生です。
  『小児療育センターを訪れるお子さんやご家族は、日常生活で何らかの困りを抱えています。私たち療育センターの心理士は、その困りの背景にあるお子さんの特性や、生活環境とのつながりを捉え、特性と環境とがどのような形で折り合いをつけられるか考え、生活の困りを減らすお手伝いをしていきます。

多くの場合はまず、発達検査を実施し、お子さんの特性に関する情報をまとめ、ご家庭や園・学校での支援につなげます。

さらに、困りの内容や程度によっては、心理面接を行う場合もあります。例えば、『我慢が苦手で、ちょっとしたことで怒っては周囲に攻撃的な態度をとってしまう』という困りに対しては、感情や行動のコントロールが適切にできるよう、お子さんにあった方法を一緒に考えていきます。生活の中で上手に解決できる場面が現れてくると、お子さん自身が自分に自信を持てたり、ご家族がお子さんに対して肯定的な感情を持てたりします。そのようなお手伝いも、私たち小児療育センターの心理士は行っています。』

●保育園・幼稚園・学校とのつながりを大切にしています

 新しく療育相談に訪れる子どもたちのうち、居住地では岡山市と倉敷市で全体の80%以上を占めています。今後ますます保健・福祉との連携を深め、3歳児健診後、5歳児健診後の子どもたちの療育に力を注ぎたいと考えています。
  また、学校に通う子供たちの療育ニーズも高く、引き続き、学校や幼稚園、保育園との地域連携を深めていきたいと考えています。 
 

 

●発達障害に関する学校コンサルテーションのご案内
学校、保育園/幼稚園の担任の先生またはご家族に、発達障害を抱えた子どもたちへのかかわり方や環境調整へのアドバイスをしております。
(ただいま工事中です)


●最後に 皆さまへ
小児療育センターからのお願い

*療育はすべて予約制です。
*お電話で初診のご予約を承っております。受診ご希望の方は
 まずお電話を下さい。
*施設見学を希望される方は予めお電話でお申し込み下さい。
*学校や幼稚園、保育園の先生からの情
 報提供は「園・学校生活のレポ-ト」
 をご活用下さい。

*ただいま初診予約は満杯の状態です。
 保護者の皆さまにはご迷惑をおかけし
 ております。療育開始までに3カ月か
 ら6カ月かかります。

 また、療育が始まりましても、療育時間や療育曜日に関して、患者さまお一人お一人のご希望、ご要望に お応えすることが困難な状況です。
 何卒ご理解・ご協力いただきますようお願い致します。

 >>>小児療育外来診療予定表はコチラから
 >>>「園・学校生活のレポ-ト」はコチラから
 >>>見学・ケース会議等をご希望される場合はこちらから

 なお、施設見学については診察や療育を行っていない方でも受け付けておりますので、まずはお電話にてお問い合わせください。

 


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