倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 

 アカホシテントウ(2) Chilocorus rubidus

 

気味悪がらせてご免ね

 テアカホシテントウは蛹の時期にも見事な保身術を見せてくれます。終齢幼虫は蛹化の時期を迎えると、申し合わせたように集合し、群れて蛹になります。
 その蛹たるや薄橙色の袋から、つやのある茶色の中身がこぼれそうに見える異様な形で、その上、黒色のなよなよとした棘付き突起をたくさん突出させています。その姿で密集することにより、いかにも触りたくもない気味悪さを実現しています。なかなかのしたたか者よと感心します。

 ユーラシアの東部からオーストラリアなどに分布。(青野孝昭)

岡山県総社市三須(2013.5.31)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院内倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院内にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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