● やはり塩分を求めているよう (2009.8.16)
昼過ぎの干潮時刻、羽化して間がないと思われる若い雄が干潟に来ていました。湾曲させた口吻で水分を吸っています。雌たちが全く興味を示さない中で、多くの種の若雄が見せるこの行動の裏には何か共通の生理的欲求があるはずです。 集団移動の季節も近いですね。かつて瀬戸内海の島に小舟で渡っていたとき、海面に浮かんでいて、舟が近づくと飛び立って行くのを見たことがあります。この小さな体で結構、海も渡りますね。(青野孝昭)
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