倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 ツマキチョウ Anthocharis scolymus (3)
 

 厳粛な産卵に立ち会いました (2010.5.2)

 ツマキチョウのメス個体が小刻みに羽ばたきながら目の前を通り過ぎて行きました。低空飛行で、どうも産卵行動くさい。谷間の路傍に生える草に止まっては、飛び立つという動作を繰り返しています。慌てて追っかけ、何とか産卵の一瞬を捉えることができました。草の名前は、重井薬用植物園の片岡さんがチョウの止まっている茎に細かい毛が見えることから、タネツケバナであろうと教えてくれました。
 1卵ずつ産み付けられた卵は、孵化すると、ぐんぐん成長、遅くとも6月上旬には蛹化を終え、翌年の春になってやっと羽化し、チョウとなって現れます。(青野孝昭)

ツマキチョウ 岡山県総社市槻本谷 (2010.5.2)

岡山県総社市槻本谷 (2010.5.2)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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