倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 ウスイロヒョウモンモドキ Melitaea protomedia
 

森もいいけど、草原も残してほしい (2009.6.14)

 あれれっ。お相撲さんのように、しこを踏んでいるの。2本脚立ちとは、面白いよ。
 幼虫の食草、カノコソウやオミナエシが共生できるススキ草原が格好の生息地になっていたのが、農業生産様式の変化などで、ススキ需要が激減。草刈り場として管理されていた草原が放置されるようになり、自然遷移が進行していることなどが、本種激減の一大要因になっています。
 環境省、岡山県ともに絶滅危惧T類に格付けしているほど、危うい存在です。
 中国、朝鮮半島と、日本では中国山地沿いの一部にだけ分布していて、地質時代の昔、日本が大陸と地続きであったことを立証している生き証人です。 (青野孝昭)

ウスイロヒョウモンモドキ 新見市 (2009.6.14)

新見市 (2009.6.14)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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