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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

7月の活動(2022.8.8)

園長からの一言

14日:ヤチシャジンが見ごろに
14日:ヤチシャジンが見ごろに
21日:日中に羽化していたクマゼミと羽化済みのクマゼミ
21日:日中に羽化していたクマゼミと羽化済みのクマゼミ

1日には園内の温度データロガーがなんと39.2℃を記録し、どうなることかと思いましたが、その後は気温が高めではあったものの、戻り梅雨の降雨が比較的しっかりとあり、植物の成長は順調すぎるぐらいで、24日以降は猛暑日が続く中、行事の準備もあり草刈りに追われました。園内の行事も、新型コロナに加えて熱中症についても十分に気を付けながら開催しました。幸いにも園内での行事開催日は、比較的雲が多かったり、雨が降ったり風があったりと、熱中症のリスクは低めの天候に恵まれ?ました。

16日開催の「植物園を楽しむ会」では、開催時間半ばで雨が降り出し、少し早めに閉会することになりましたが、急激に気温が下がったためか、普段であれば完全に日が暮れて真っ暗にならなければ開花しないカラスウリ(別名:玉章(たまづさ))の花がまだ明るいうちに咲いたため、写真撮影がしやすく、参加者の方々は大変喜ばれていました。

30日の「みんなでたんけん!夜の昆虫観察会」では、昨年は定員30名としていましたが、今年は以前の50名に戻して募集しました。しかし、開催日が近づくにつれて新型コロナの感染者数が増加してきましたので、昆虫館の岡本館長、講師をお願いした倉敷昆虫同好会の方とも相談し、「密」になりがちなライトトラップ(灯火採集)を例年の2か所より増やして3か所とすることで、参加者の分散を図りました。ライトトラップは短い時間の実施ではありましたが、池に近い温室エリア周辺、湿地エリアの開けた広場、樹木に囲まれた湿地エリアの奥広場と、それぞれ環境が異なる場所に設置したことで、それぞれの環境に応じた昆虫が飛来していたようです。

また、2015年4月の「オキナグサ」から始まった山陽新聞 倉敷・総社圏版の不定期連載「重井薬用植物園の四季」が、30日掲載の「ガガブタ」でついに連載100回目となりました。「カラスウリ」が花と果実の2回掲載されていますので種数としては99種類です。100種類目に紹介する植物は何になるか、楽しみにしていただければと思います。

 

来園者(見学者)総数:225
見学・観察会等 (157名)
7/1 来園1名(山陽新聞倉敷本社記者,「重井薬用植物園の四季」写真撮影のため来園)
7/3 特別企画・自然観察会「ちょっとアブない?しぜんかんさつ」開催,参加者27名

植物園ボランティアの方から、ハチアレルギーの体験談を聞きました 手入れされ、明るい場所には、かぶれるヤマウルシなども生えてきます

7/10 じっくり解説をする時間がなかったので、園内の様子のみ、見て頂きました来園58名(倉敷市スポーツ振興協会「市民歩く日」参加者,植物園概要のみ解説)
7/16 定例観察会 植物園を楽しむ会119「玉章咲く日暮れ時を楽しむ」開催,参加者17名

中国では「麝香萱」とも呼ばれるユウスゲの香りを確認してもらっています 途中から雨が降り始めて気温が下がったためか、まだ明るい時間帯にカラスウリが開花してくれました

7/21 見学3名(倉敷市)
7/29 見学2名(倉敷市,大阪府)
7/30 来園1名(津山市,ヒオウギの写真撮影に来園)
自然観察会「みんなでたんけん!夜の昆虫観察会」開催,参加者45名+講師3名

今年は定員を増やしたので、ライトトラップも昨年より1か所増やして、3か所設置しました 今年もセミの羽化を観察することができました。これはアブラゼミの雌のようです。

その他の来園者
ボランティア・・・のべ68名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
7/9 7/20倉敷市自然保護監視員研修会 下見(倉敷市児島由加 倉敷自然の家)
7/20 講演の後、倉敷自然の家の園内で自然観察を行いました倉敷市自然保護監視員研修会 講師 講演「身近な自然の保護・保全」+自然観察(倉敷市児島由加 倉敷自然の家)
7/22 倉敷美しい森ほか 外来モウセンゴケ 駆除活動(植物園ボランティアなど8名参加)(倉敷市曽原)

湿地内部ではかなり少なくなったので、ボランティアの方々に目を皿のようにして探してもらっています 湿地下流のため池の岸で増殖していた、外来のナガエモウセンゴケ。右上の桃色の花が咲いている1株のみが在来のトウカイコモウセンゴケ。

7/23 ため池の水草について、調査参加者で検討中岡山県植物誌研究会 岡山県南 水草調査 参加(笠岡市,備前市,赤磐市)
7/24 東中国山地自然史研究会 鏡野町 植生調査 参加(鏡野町)
7/28 倉敷美しい森 モウセンゴケ類 定期調査(倉敷市曽原)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
7/8 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷市市民活動センター)
7/9 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館)
7/14 倉敷市環境審議会 生物多様性部会 出席(倉敷市役所)
7/21 倉敷市立自然史博物館協議会 出席(倉敷市立美術館)

 

マスコミ取材、情報提供など
7/3 倉敷ケーブルテレビ「ちょっとアブない?しぜんかんさつ」取材 → 同日夕方の「KCTニュース」にて放映
7/6 山陽新聞 倉敷総社圏版に6/12開催「夏の草原保全活動・花咲く草原の夏草刈り」(真庭市蒜山)の記事「蒜山の草原で夏草刈り」掲載
7/8 山陽新聞 倉敷総社圏版「重井薬用植物園の四季」(オグラセンノウ)掲載
山陽新聞 おかくらプラス面「まちナビ」コーナーに7/16「植物園を楽しむ会119」告知掲載
7/10 7/3「ちょっとアブない?しぜんかんさつ」KCTニュースの映像が、NHK岡山放送局「もぎたて!」CATVのニュースコーナーで放映(植物園ボランティアの方からの情報)
7/12 RSK山陽放送ラジオ「あも~れ!マッタリーノ」スタジオ出演(8/13「倉敷みらい公園の生き物しらべ・2022年夏」について)
読売テレビ(大阪)「かんさい情報ネットten.」へ「ガマ」写真提供
7/14 山陽新聞 倉敷総社圏版「重井薬用植物園の四季」(クサレダマ)掲載
7/30 山陽新聞 倉敷総社圏版「重井薬用植物園の四季」(ガガブタ)掲載

 

園内の管理作業など
温室エリア
草刈り作業(温室北広場,温室南ブドウ棚下,オキナグサ植栽地,池岸,温室エリア東 休耕畑(イベントで使用のため),圃場周り,エリア内観察路,市道)/手刈り・草取り作業(池南東フェンス沿い,ヒオウギ栽培地,ユウスゲ苗ポット,セイタカヨシ栽培地,カシワ・サンショウ株周り,サツマイモ植栽圃場)/樹木剪定(アカメガシワ,ヤマウコギ,ダイオウグミ)/植物植替え(タカネハンショウヅル)/植物播種(クリンソウ)/植物植栽(サツマイモ苗 補植)/水草プランター置き場 防草シート張り替え(破れた箇所など一部分)/事務所前スプリンクラー 新しいものに交換/苗・プランター置き場 増設作業(防草シート張り,単管骨組みなど)/トタン倉庫横 散水栓水漏れ修理(蛇口交換)/刈草等 収集・焼却/焼却灰 撤去(刈草置き場へ)
湿地エリア
草刈り作業(中広場,奥広場,大クスノキ下,ユウスゲ前広場,エリア内観察路)/手刈り・草取り作業(ショウブ池・下池 流れ出し口付近ハンゲショウ駆除)/刈草等 収集・焼却/焼却灰 撤去(刈草置き場へ)
その他
  • 3日:園内 水質定期調査(電気伝導度など)
  • 14日:夏季行事(夜間・早朝開催)についてのお知らせ文書 近隣住宅に配布
  • 16日:植物園駐車場 草刈り,トラロープ末端始末,トラロープ鉄杭交換
  • オキナグサの綿毛取り作業をするボランティアの方々随時:種子採集・精選(オキナグサ)
  • 随時:刈払機チップソー(刈刃)研磨

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 特になし
  • 外部→植物園
    • 特になし
植物園
WEBサイト
更新
  • 15日:「開園・イベントカレンダー」・「年間予定表」(8/28「植物園を楽しむ会120」開催要項公開)
  • 17日:「おかやまの植物事典」(「カキラン」追加)/「現在の見ごろ植物」更新(ヤチシャジン,ヒオウギ)/「植物園便り」(6月の活動)
  • 30日:「開園・イベントカレンダー」・「年間予定表」(9/11「ミズアオイ観察会」,9/23「秋の!虫をつかまえてみるかい!」開催要項公開)

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