ゴミのなかや石の下、畑などでよく見かけるゴミムシ類（オサムシ科）は、大抵が黒や黒褐色の単色で地味なものがほとんどですが、なかには緑色や青色を呈しさらには金属光沢を帯びるものもいます。また、ゴミムシ類には樹葉性のもの、きのこにやってくるものなどもいて、美しい色彩をもつものがいるのが特徴です。
　当館にあるこれらゴミムシ類の標本をいくらか紹介しますが、残念ながらなかには生時には鮮やかであったものが標本にすると色あせてしまったものもあります。

▲ルイスオオゴミムシ　 2006年　総社市日羽　［体長18mm］	▲アオゴミムシ　 2006年　総社市草田　［体長15mm］	▲アトワアオゴミムシ 2007年　総社市日羽　［体長15mm］
▲オオヨツボシゴミムシ 1966年　西大寺市水源地（現：岡山市久保）　［体長18mm］	▲コキノコゴミムシ 2006年　総社市日羽　［体長9mm］	▲フタツメゴミムシ 1994年　高梁市臥牛山　［体長9mm］
▲ルリヒラタゴミムシ 2007年　総社市槻　［体長9mm］	▲オオアオモリヒラタゴミムシ 1983年　備中町前谷（現高梁市）　［体長10mm］	▲キガシラアオアトキリゴミムシ 2006年　総社市槁　［体長11mm］

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