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植物園便り

2013年5月26日 定例観察会「植物園を楽しむ会(朱鷺と鶴~花のかたちを楽しむ)」(2013.6.9)

今回の参加者は21人,4月の84人に比べるとずいぶん減った感じがしますが,解説はしやすい人数です。 温室の横で立ち止まって,水草のプランターに咲いていた花を解説。
▲今回の参加者は21人,4月の84人に比べるとずいぶん減った感じがしますが,解説はしやすい人数です。 ▲温室の横で立ち止まって,水草のプランターに咲いていた花を解説。
絶滅危惧種,アサザの花が咲いていました。晴れた日にしか咲かず,しかも見ごろは午前中。昼を過ぎるとみるみる傷んできてしまいます。 水草の栽培場で,ミズアオイがプランターいっぱいに生えていました。今の時期は葉が細長いのですが,成長するに従って,だんだんとハート形になってきます。
▲絶滅危惧種,アサザの花が咲いていました。晴れた日にしか咲かず,しかも見ごろは午前中。昼を過ぎるとみるみる傷んできてしまいます。 ▲水草の栽培場で,ミズアオイがプランターいっぱいに生えていました。今の時期は葉が細長いのですが,成長するに従って,だんだんとハート形になってきます。
アサツキの花が咲いていたので,花の観察。いわゆるネギ坊主の形ですが,紫色をしていて,なかなか美しい花です。 オキナグサはすっかり綿毛も飛んで終わっていましたが,横の方で,黄色い花が数輪,咲き始めていました。
▲アサツキの花が咲いていたので,花の観察。いわゆるネギ坊主の形ですが,紫色をしていて,なかなか美しい花です。 ▲オキナグサはすっかり綿毛も飛んで終わっていましたが,横の方で,黄色い花が数輪,咲き始めていました。
中国大陸原産のユウスゲの仲間,ホソバキスゲです。日本では園芸種として流通しています。 温室エリアでは,他にも,ちょっとヒトデに似ている,フナバラソウの花などが咲いていました。
▲中国大陸原産のユウスゲの仲間,ホソバキスゲです。日本では園芸種として流通しています。 ▲温室エリアでは,他にも,ちょっとヒトデに似ている,フナバラソウの花などが咲いていました。
一旦外に出て,温室エリアから湿地エリアに移動します。 湿地エリアの湿地の木道上で。参加者はてんでバラバラの方を向いていますが…
▲一旦外に出て,温室エリアから湿地エリアに移動します。 ▲湿地エリアの湿地の木道上で。参加者はてんでバラバラの方を向いていますが…
ちょうど湿地のあちこちで,トキソウが見ごろを迎えていました。 薄桃色の花の色が,鳥のトキの下羽の色に似ているので,トキソウと呼ばれます。花の形も少し鳥のような形をしています。
▲ちょうど湿地のあちこちで,トキソウが見ごろを迎えていました。 ▲薄桃色の花の色が,鳥のトキの下羽の色に似ているので,トキソウと呼ばれます。花の形も少し鳥のような形をしています。
参加者の写真撮影が落ち着いたところで,トキソウの花のかたちについて解説。 参加者は写真中央のクスノキの下の方にいますが,日差しを避けているわけではありません。
▲参加者の写真撮影が落ち着いたところで,トキソウの花のかたちについて解説。 ▲参加者は写真中央のクスノキの下の方にいますが,日差しを避けているわけではありません。
マイヅルテンナンショウが花を咲かせていました。舞い踊るツルに見えるでしょうか。 花の構造を解説。この仲間は栄養状態によって雄株から雌株に性転換をしますが,これはどちらでしょうか。
▲マイヅルテンナンショウが花を咲かせていました。舞い踊るツルに見えるでしょうか。 ▲花の構造を解説。この仲間は栄養状態によって雄株から雌株に性転換をしますが,これはどちらでしょうか。
どうやら雄株だったようです。指でさしている部分に雄しべが付いています。この仲間の花粉はハチなどではなく,ハエの仲間が媒介します。 他にも,あまり気にすることのない,カキノキの花なども観察しました。雄花の花弁のふちは,少し柿の実のような,オレンジ色をしています。
▲どうやら雄株だったようです。指でさしている部分に雄しべが付いています。この仲間の花粉はハチなどではなく,ハエの仲間が媒介します。 ▲他にも,あまり気にすることのない,カキノキの花なども観察しました。雄花の花弁のふちは,少し柿の実のような,オレンジ色をしています。

 

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