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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

8月の活動(2013.10.3)

園長からの一言

2日:植物園の緑のカーテン(ツルマメ) 11日:ヤチシャジンの開花  

お盆を過ぎるころまで、全国的に大変な熱波に見舞われましたが、植物園でも大変に暑くなったうえ、長期間雨が降らなかったため、6月に干上がった湿地エリアの下池が再び干上がってしまいました。

また、植物園の事務所は西日がまともに差し込むので、毎年扉の前に小さな緑のカーテンを作っています。普通にアサガオやゴーヤなどを植えたのでは植物園らしくありませんので、植物園内にある野生のツル植物の中から選んで植えてみています。今年は、植物園近辺に蔓延っている、ダイズの原種といわれるツルマメという植物を植えてみましたが、これは野生のものだけあって乾燥にも大変強く、この夏の強烈な日差しにも負けずにすくすくと成長し、見事なカーテンとなってくれました。難点としては花期が秋になるうえ、花が小さくて地味、実も小さくて食べられないという、「楽しみ」がないところですが…。

8月も終わりごろになると、待望の雨が降り、少し涼しさを感じられるようになりました。園内でも少し気の早いサワヒヨドリやサワギキョウが咲き始め、秋の気配が濃くなりつつあります。

 

来園者(見学者)総数:63
見学・観察会等 (35名)
8/8 来園1名(岡本 倉敷昆虫館館長
8/10 見学1名(滋賀県大津市)
8/11 11日:植物園を楽しむ会(ヒオウギとミソハギの花を楽しむ)定例観察会「植物園を楽しむ会(ヒオウギとミソハギの花を楽しむ)」開催、参加者30名
8/21 21日:倉敷の自然をまもる会「秋の虫の声を聞く会」下見来園2名(倉敷の自然をまもる会 役員,「秋の虫の声を聞く会」下見)
8/29 来園1名(倉敷市西岡,団体見学の相談に来園)
その他の来園者、見学者
ボランティア・・・のべ28人

 

園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘・学会参加など
8/31 龍泉寺の湿地を守る会 会員向け研修会 「絶滅危惧植物とは何か」をテーマに講演(岡山市北区下足守)

 

外部団体からの依頼・打ち合わせ・園外調査など
8/2 倉敷市 生物多様性地域戦略策定委員会 出席(倉敷市役所)
8/3 絶滅危惧植物 生育状況調査(岡山県西部~広島県)
8/28 真庭市 生物多様性地域連携保全専門委員会 出席(真庭市役所)
8/31 31日:龍泉寺 湿地調査&講演岡山市 龍泉寺 湿地水質調査(龍泉寺の湿地を守る会の依頼による)(岡山市北区下足守)

 

マスコミ取材、情報提供など
8/8 8日:コミカンソウの果実NHK報道局より、コミカンソウの写真提供の依頼。9日朝の「おはよう日本」内で、資料映像として施設名付きで放送された。

 

園内の管理作業など
温室エリア
草刈り作業(園地,圃場,温室エリア前 市道)/草取り作業(周囲フェンス沿い・タヌキマメ・カワラケツメイ・ノコギリソウ・キキョウ等植栽地)/刈草集め・焼却作業/水生植物ポット・圃場水やり/ヒメガマ穂刈り取り
湿地エリア
草刈り作業(園地,観察路)/落枝・倒木(竹)・伐採木 片づけ/外来植物(アレチヌスビトハギ・タカサゴユリ・セイタカアワダチソウ)駆除作業
その他
19日:刈り払い機 部品破損のため交換修理

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 30日:倉敷市内のミズアオイ自生地のミズアオイが,ヌートリアとオンブバッタの食害により壊滅状態となったため、植物園で栽培していた株(自生地由来のもの)を自生地へ移植  
随時 植物園WEBサイト更新
  • 11日:「植物園便り」(7/26「植物園を楽しむ会の様子」)/「園内花アルバム」(カラスウリ)/「現在の見ごろ植物」(ヤチシャジン,ヒオウギ)/「植物園の四季」(2012年8月~2013年8月)
  • 18日:「植物園便り」(8/11「植物園を楽しむ会」の様子)/「園内花アルバム」(ヒオウギ)
  • 19日:「植物園の四季」(8/17分) 

 

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