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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

3月の活動(2016.4.29)

園長からの一言

19日:オキナグサの本格開花 30日:サクラソウの開花
19日:オキナグサの本格開花 30日:サクラソウの開花

倉敷昆虫館の職員の方から、昆虫館横のビオトープに置いていたツメレンゲのプランターに、見慣れない植物が生えている、という知らせがあり、調べてみたところ、これまで岡山県では記録のない、ヒメナズナという帰化植物でした。南館屋上の屋上庭園の外国産多肉植物の植栽地に多数生育しており、屋上庭園整備時に、多肉植物に混じって持ち込まれたものと考えられました。花期が早く、その後は枯れてしまう植物のため、これまでツメレンゲの生育期には何度も見に行っていた場所ですが、ヒメナズナが生育していることに全く気付いておらず、まさに灯台下暗し、という状態でした。普段何気なく見ている場所でも、注意深く観察をすることを忘れてはならないと痛感した出来事でした。

植物園内では、オキナグサが本格的に開花をはじめました。1月に1輪のみ咲いた時には、どうなることかと思いましたが、一応、平年並み(それでも平年に比べて2週間ほど早い)の開花ペースとなっています。温室内の植物も目覚めるのが早く、植え替え作業時に芽を痛めないように、できるだけ慎重に作業を行っています。

 

来園者(見学者)総数:84
見学・観察会等 (70名)
3/9 来園2名(岡山大学大学院 環境生命科学研究科 森林生態学分野 助教,博士前期課程 学生,研究について相談に来園)
3/27 27日:植物園を楽しむ会「花告げる春を楽しむ」定例観察会「植物園を楽しむ会(花告げる春を楽しむ)」開催,参加者66名(倉敷の自然をまもる会との共催行事として開催)

3/30

来園1名(はぁもにぃ倉敷 写真講座講師,講座での実習検討のため来園)
3/31 来園1名(倉敷市浜町,植物の名前を質問に来園)
その他の来園者、見学者
ボランティア・・・のべ14名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
3/3~4 チェーンソーを用いる伐木作業の業務に係る特別教育 受講(日立建機教習センタ 岡山教習所)
3/26 26日:ミズアオイの種まき会倉敷市立自然史博物館友の会 自然観察会「ミズアオイの種まき会」参加(倉敷市加須山)
3/27 27日:倉敷の自然を守る会 倉敷市市民企画提案事業 現地下見倉敷の自然をまもる会 倉敷市市民企画提案事業(湿原の保全)現地下見 参加(倉敷市西坂)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
3/16 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷市役所)
3/20~24 第63回 日本生態学会大会 参加(宮城県仙台市)

20日:第63回 日本生態学会大会 公開講演会「生態学から見た東日本大震災」 24日:第63回 日本生態学会大会 ポスター発表会場

 

マスコミ取材、情報提供など
3/13 山陽新聞 倉敷・総社圏版連載「重井薬用植物園の四季」・「コハコベ」掲載
3/16 10日:岡山県新産の帰化植物、ヒメナズナ(南館屋上)しげい病院南館屋上で見つかった、岡山県新産の帰化植物、ヒメナズナについて、倉敷市役所 記者クラブに情報提供 →取材なし
3/19 山陽新聞 倉敷・総社圏版連載「重井薬用植物園の四季」・「フクジュカイ」掲載(フクジュソウ園芸品種「福寿海」)

 

園内の管理作業など
温室エリア
樹木剪定(トウオガタマ、モッコク、エゴノキ、トウネズミモチなど)/剪定枝焼却/植物植え替え(マイヅルテンナンショウ、タカハシテンナンショウ、サクラタデなど約20種))/砂消毒/外来タンポポ駆除作業/倉庫外壁 塗装塗り替え作業(塗装はがし、ペンキ塗り)
湿地エリア
植物植栽(ムサシアブミ、サクラタデ、ユキワリイチゲ)
その他
チェーンソー メンテナンス(分解・清掃)

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 9日:岡山大学大学院 環境生命科学研究科 森林生態学研究室に、ムサシアブミ球茎を寄贈
  • 外部→植物園
    • 18日:ボランティアの方によるユキワリイチゲの植え付け作業18日:植物園ボランティアの方より、ユキワリイチゲの寄贈・受入れ。湿地エリアに植栽。
随時 植物園WEBサイト更新
  • 11日:「現在の見ごろ植物」(マンサク・アテツマンサク,アセビ)
  • 19日:「お知らせ」(2016年度行事予定,4月「植物園を楽しむ会(“名も知らぬ”花々を楽しむ)」要項)/「植物園便り」(2月の活動)

 

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