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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

11月の活動(2018.12.18)

園長からの一言

14日:水生植物のプランターに産卵に飛来した(たぶん)マユタテアカネ 24日:氷の張った水生植物のプランター
14日:水生植物のプランターに産卵に飛来した(たぶん)マユタテアカネ
24日:氷の張った水生植物のプランター

秋らしくなったとはいえ、気温が比較的高めの日が続き、園内の紅葉も例年にくらべればゆっくりと進んだような気がします。といっても、冬は着実に近づいているようで、24日には寒波が到来、園内の水草のプランターには氷が張り、霜も降りていました。園内の管理作業も、タネや果実などの採集・精選作業も落ち着き、枯れた植物の刈り取りや樹木の剪定・伐採作業など、いわゆる冬仕事を少しずつ始めています。

イベントなどでは、「11月3日は自然史博物館まつり」と翌4日の「ツメレンゲ観察会」、17日のしげい病院の文化講演会と翌18日の「植物園を楽しむ会」、23日の「秋の草原保全活動」と翌24日のフォーラムへの参加など、意図せずして2日続けて予定が入ることが多かったのですが、当日が忙しいというよりも、その準備作業と、園内の管理作業が重なり、いろいろと気ぜわしい月であったように思います。特に秋は結実する植物が多いのですが、野生植物は結実後、タイミングよく採取しないと、種子が果実ごと鳥に食べられたり、実がはじけて種子が散布されてしまったりと、採取できなくなりますので、いくらその他の仕事に追われていても、後回しにすることができません。イベント準備、種子の採集など、ボランティアの方々に手伝ってもらい、なんとか乗り切ることができました。また、30日にはボランティアの方々と共に、新見市の希少植物の自生地の保全活動(草刈り・落葉かき)も実施しました。イベント、園内の管理作業、園外での活動すべてにおいて、ボランティアの方々に助けていただいた月でもありました。

 

来園者(見学者)総数:101
見学・観察会等 (49名)
11/7

来園3名(印刷会社社員,ドローン撮影 打ち合わせに来園)

11/12 重井医学研究所附属病院 中途入職者 見学(8名+引率職員1名)
11/18 定例観察会「植物園を楽しむ会80(錦繡の里山を楽しむ)」開催,参加者35名

18日:植物園を楽しむ会80(錦繡の里山を楽しむ) 18日:植物園を楽しむ会80(錦繡の里山を楽しむ)

11/25 見学2名(岡山市)
その他の来園者
ボランティア・・・のべ52名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
11/3 第18回「11月3日は自然史博物館まつり」出張ブース出展(倉敷市立自然史博物館)

3日:第18回「11月3日は自然史博物館まつり」植物園 出張コーナー(ジュズダマ アクセサリー作り) 3日:第18回「11月3日は自然史博物館まつり」植物園 出張コーナー(植物苗のプレゼント)

11/4 ツメレンゲ観察会 開催,参加者22名(しげい病院 南館屋上)

4日:ツメレンゲ観察会(しげい病院 南館屋上) 4日:ツメレンゲ観察会(しげい病院1F ミニビオトープの見学)

11/8 山焼き 火道(防火帯)切り作業(真庭市蒜山上徳山)

8日:山焼き 防火帯 草刈り作業(作業中) 8日:山焼き 防火帯 草刈り作業(作業後)

11/17 文化講演会「『街の植物学者』の写したふるさと ~古屋野寛 昭和30年代写真コレクションより~」参加者51名(しげい病院)

17日:文化講演会「『街の植物学者』の写したふるさと~古屋野寛 昭和30年代写真コレクションより~」 17日:文化講演会「『街の植物学者』の写したふるさと~古屋野寛 昭和30年代写真コレクションより~」

11/23 「秋の草原保全活動」開催,参加者約20名(真庭市 津黒いきものふれあいの里と共催,真庭市蒜山上徳山)

23日:「秋の草原保全活動」 23日:「秋の草原保全活動」

11/24 24日:「蒜山高原の茅の活用に向けたフォーラム」参加「蒜山高原の茅の活用に向けたフォーラム」参加(真庭市 休暇村蒜山高原)
11/26 一斉開花したハチク林 現地確認(倉敷市)
11/30 新見市 希少植物自生地 保全活動(新見市)

30日:新見市 希少植物自生地 保全活動(作業開始直後) 30日:新見市 希少植物自生地 保全活動(作業終了後)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
11/21

倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷市役所)

11/27 倉敷市 生物多様性審議会 出席(倉敷市役所)

 

マスコミ取材、情報提供など
11/30 備北民報(新見市地域誌)、新見市希少植物自生地保護活動 取材

 

園内の管理作業など
温室エリア

草取り(手刈り)作業(セイタカヨシ・アカメガシワ・ヤマウコギ剪定,フェンス沿い外部草刈り)/草刈り(刈払機)作業(温室南側ススキ,温室北広場,池西側園地)/刈草 収集・焼却/植物植え替え(ウラシマソウ,ムサシアブミ,ササユリ,フクシマシャジン)/種子 播種(モリアザミ,ササユリ,キキョウ,ムラサキ,ゴキヅル,ミズネコノオ,ミシマサイコ,ヤシャビシャク)/栽培用 砂 熱湯消毒

湿地エリア

刈草 収集・焼却/焼却灰 ユウスゲ植栽地に撒布/植栽 園芸キク処分作業(除草剤塗布)/モウソウチク伐採,枝打ち作業

その他
  • 随時:植物種子採集・精選(ミズアオイ,ヒツジグサ,ヤマジソ,ミズトラノオ,タヌキマメ,ムラサキ,ラセンソウ,ヤシャビシャク,ミコシギク)
  • 随時:11/3「11月3日は自然史博物館まつり」出展準備(試飲用カワラケツメイ茶準備,配布用パンフレット・チラシ等準備)
  • 随時:文化講演会 準備(テキスト・パワーポイント作成,プレゼント用クチベニシラン苗・クチナシ果実 袋詰め)
  • 随時:鎌 刃研ぎ

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 18日:ジュズダマ種子 広島県福山市立泉小学校へ寄贈(学習教材として)
    • 23日:ノリウツギ 挿木苗×2,ズミ実生苗×10 真庭市 津黒いきものふれあいの里へ寄贈
  • 外部→植物園
    • 3日:ムラサキ苗・種子(岡山県内産),倉敷市立自然史博物館友の会 会員の方より寄贈
    • 12日:ヤシャビシャク果実,津黒いきものふれあいの里より寄贈(真庭市産)
    • 25日:ハチク開花枝(倉敷市内産),倉敷市民(竹林所有者)の方より寄贈
随時 植物園WEBサイト更新
  • 18日:「園内花アルバム」(ツメレンゲ改訂,イヌノヒゲ追加)/「お知らせ」(12/2「植物園を楽しむ会」要項)
  • 27日:「植物園便り」(10月の活動)/「現在の見ごろ植物」(ノジギク)

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