トップページ


重井薬用植物園の見学は予約制です。

見学をご希望の方 こちらをクリック



お問い合わせ

重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

4月の活動(2019.5.29)

園長からの一言

26日:開園以来、初めての開花!?クロバイ 19日:樹木識別用のナンバープレートで遊ぶコゲラ
26日:開園以来、初めての開花!?クロバイ
 19日:樹木識別用のナンバープレートで遊ぶコゲラ

新年度になり、2日と3日には、毎春恒例のしげい病院と附属病院の新入職員の見学がありましたが、ちょうど花冷えの寒波が到来し、肌寒い中の見学となりました。中旬頃まではなかなか気温が上がらず、春の花もなかなか咲き進まなかったのですが、下旬頃になって気温が上がってくると、次々に咲き始めました。特に、園内に1本だけ植えてあるハイノキ科のクロバイという木は、古屋野名誉園長からは「開花したところを見たことがない」と聞いていましたが、2年ほど前から開花させることを目的に周囲の被陰していた樹木を伐採し、開花する環境を整備してきた結果、今春、初めて枝いっぱいの花を咲かせ、嬉しく思っています。ただ、花が咲くと同時に雑草も伸びはじめましたので、草取りや草刈り作業も始まり、「草に追われる」ようになってきています。

園外の活動では、3月末の予定だった真庭市蒜山の草原の保全活動「山焼き(火入れ)」が悪天候のため、7日に延期して実施しました。25日に予定していた、サクラソウ自生地周辺の山焼きもまたまた悪天候のため28日に延期しての実施となりました。サクラソウ自生地の山焼きは前日夜に降雨があり、草が湿っていて午前中は火が付かず、日程を大幅に延長して午後の実施と、何かと予定通りには進みませんでしたが、倉敷、岡山市など県南からも大勢の市民ボランティアに参加して頂くことができ、ボランティアの皆さんに事故等なく保全活動を実施することができたことに安堵すると同時に、活動の輪が広がりつつあることをうれしく感じています。

 

来園者(見学者)総数:174
見学・観察会等 (126名)
4/2 2日:しげい病院 新入職員 見学しげい病院 新入職員36名 見学(+引率職員1名)
4/3 3日:重井医学研究所附属病院 新入職員 見学重井医学研究所附属病院 新入職員38名 見学(+引率職員1名)
4/5 見学1名(岡山環境ネットワーク事務局)
4/10 来園1名(倉敷市,植物の質問に来園)
4/14 来園・見学2名(島根大学生物資源学部 大学院生,指導教官(准教授),オキナグサについての共同研究打ち合わせに来園)
4/17 見学2名(サン・オークス倉敷 職員,27日見学の下見に来園)/来園1名(倉敷市,植物について質問に来園)
4/20
定例観察会「植物園を楽しむ会85(いろいろのタンポポを楽しむ)」開催、参加者31名

20日:植物園を楽しむ会85(いろいろのタンポポを楽しむ)(タンポポの頭花ではなく、オキナグサの頭花を観察中) 20日:植物園を楽しむ会85(いろいろのタンポポを楽しむ)(サクラソウの観察のため、列をつくる参加者)

4/26 見学3名(総社市1,岡山市1,赤磐市1)
4/27 27日:サン・オークス倉敷より見学(ゴマ油の匂いがする?ゴマギの若葉の匂いを確認中)サン・オークス倉敷 見学 8名
その他の来園者
ボランティア・・・のべ48名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
4/1 岡山県植物誌研究会 植物調査(倉敷市立自然史博物館友の会会員など約10名)(倉敷市酒津)
4/7 蒜山地域 草原保全活動(山焼き)(真庭市蒜山上徳山)/新庄村 希少植物調査

7日:蒜山地域 草原保全活動(山焼き) 7日:蒜山地域 草原保全活動(山焼き)(終了後、参加ボランティアによるまとめの様子)

4/28 蒜山サクラソウ自生地(+鳥取大学 調査研究地)草原保全活動(山焼き)(真庭市蒜山)

28日:蒜山サクラソウ自生地 山焼き(午前:鳥取大学 調査研究地) 28日:蒜山サクラソウ自生地 山焼き(午後:サクラソウ自生地)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
4/13 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館)

 

マスコミ取材、情報提供など
4/5 山陽新聞倉敷本社 記者 「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影
4/11 12日:「蘭は珮後の香を薫らす」シュンランの開花山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(シュンラン)掲載
4/18 山陽新聞倉敷本社 記者 「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影
4/24 18日:ザイフリボク(別名:シデザクラ)の花山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ザイフリボク)掲載

 

園内の管理作業など
温室エリア
草刈り(刈払機)作業(観察路,水草プランター置き場 周囲など園地,カワラケツメイ植栽地,タヌキマメ植栽地,市道沿い法面)/手刈り・草取り作業(オキナグサ植栽地,植物プランター内部)/植物植え替え・播種(ムラサキ,フナバラソウ,ヤチシャジンなど17種類)/侵入防止ひも 張り直し(オキナグサ植栽地,カワラケツメイ植栽地,フジバカマ植栽地,コバノフジバカマ植栽地など)/外来植物(マツバウンラン)駆除作業/ミズアオイ プラ船内泥 耕耘/使用済み園芸用土 ふるいかけ(再利用のため)/プランター等 水やり作業(随時)/伐採木 幹・枝 片付け/栽培用砂 ふるいかけ(水草プランターに使用していたもの、再利用のため))栽培用砂 熱湯消毒
湿地エリア
12日:タケノコ掘りをする植物園のボランティアさん手刈り・草取り作業(湿地東斜面 下刈り,中広場 シロヤマブキ株回り)/植物苗 植栽(サクラソウ)/刈草・伐採木枝 収集・焼却/タケノコ掘り取り・残置分 標識杭 設置)/侵入防止ひも 張り直し(マイヅルテンナンショウ植栽地,キビノミノボロスゲ植栽地)/落ち葉かき/外来植物(マツバウンラン)駆除作業/伐採木 幹・枝 片付け
その他
  • 5日:A地区 下刈り,竹伐採
  • 10日:ボランティア活動保険 契約(倉敷市社会福祉協議会)

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 19・24・26日:植物園タケノコ しげい病院職員へ配布
  • 外部→植物園
    • 12日:植物園ボランティアの方より、クリンソウ1株を頂く(新見市産)
    • 18日:イボタノキ 枝採集・挿し木(吉備中央町産)
    • 28日:タンポポsp. 採集(真庭市蒜山下和 津黒いきものふれあいの里)
随時 植物園WEBサイト更新
  • 14日:「お知らせ」(5/4「端午の節句 ショウブプレゼント&ミニ観察会」要項,5/6「サクラソウと蒜山の春」要項,5/26「植物園を楽しむ会」要項)
  • 17日:「お知らせ」(5/19「吉井川 ハマウツボと砂地の生き物観察会」要項)
  • 20日:「園内花アルバム」(サクラバハンノキ)/「植物園便り」(3月の活動)/「現在の見ごろ植物」(オキナグサ 写真差し替え)
  • 24日:「お知らせ」(サクラソウ自生地山焼き 延期告知)
  • 30日:「現在の見ごろ植物」(キシツツジ)/「園内花アルバム」ファイル移動,修正作業

▲このページの先頭へ
▲植物園便りのトップページへ