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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

9月の活動(2020.10.6)

園長からの一言

26日:月末になってようやくきれいに咲き出したミズアオイ 30日:9月最終日でも、まだ蕾が多い温室エリア入口前のヒガンバナ
26日:月末になってようやくきれいに咲き出したミズアオイ
30日:9月最終日、まだ蕾が多い温室エリア入口前のヒガンバナ

9月に入ると、だんだんと気温も下がり、秋らしさも感じる気候になってきました。とはいっても、猛暑の夏の影響は色々な形で残っており、それに振り回された月でもありました。13日には倉敷市内の自生地で「ミズアオイ観察会」を開催しましたが、今年はスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の食害などの影響で花はみられず、植物園で自生地由来の株をプランターで育てて、その花を観察できるように準備していたのですが、夏の高温と少雨のためか、様々な植物を食害するシロシタヨトウ(ガの一種)の幼虫が大発生し、ミズアオイの蕾や茎も食害されて、危うく全滅するところでした。当日、何とか1株だけ開花し、観察することができました。また、20日の「植物園を楽しむ会」では、万葉集に登場する「壱師(いちし)の花」の正体という説があるヒガンバナをメインの話題として予定していたのですが、お盆以降に猛暑が続いたために、例年になく開花が遅れ、20日には植物園周辺ではなんと1輪も開花しておらず、何とか姿を見せていた2,3株の蕾を前に「なぜ開花が遅れているのか」について説明をするはめになりました。27日に開催した「秋の!虫をつかまえてみるかい!」でも、8月の少雨と水温の上昇の影響か、例年に比べてトンボ類が少なめだったように感じました。ただ、バッタ類や、カマキリなど陸上で成長する昆虫については例年通りの印象で、子供たちは夢中で虫捕りを楽しんだようです。

また、9月は倉敷ケーブルテレビの取材を園内外でたびたび受けたほか、情報誌などにも紹介記事が掲載されました。比較的短い期間に露出が増えたためか、見学についての問い合わせが増えるなど、かなり反響があったように感じています。15日には、「いきもの探検隊」という倉敷ケーブルテレビの企画の第一弾の取材が植物園でありましたが、その際に、シロマダラという岡山県では絶滅危惧種となっているヘビが見つかりました。もちろん植物園内では初記録だったのですが、番組内ではカットされていたのが残念でした。ただ、一般的な「植物園」ではなく、多様な生物が生息する場所、あるいは自然にふれあうことができる場所として紹介していただいたことは、非常にうれしく感じています。

 

来園者(見学者)総数:102
見学・観察会等 (63名)
9/4 見学8名(岡山市5,倉敷市2,広島県広島市1)
9/15 倉敷ケーブルテレビの取材中に発見、シロマダラ(岡山県RDB:絶滅危惧Ⅱ類)来園2名(倉敷ケーブルテレビ レポーター・カメラマン,園内で秋の生き物探し取材)
9/20 定例観察会 植物園を楽しむ会99「壱師の花咲く野道を楽しむ」開催,参加者23名/来園1名(倉敷ケーブルテレビ取材)

ミズアオイの花を見ながら、自生地についても説明。 今年はなぜヒガンバナの開花が遅いのか?の説明

9/27 「秋の!虫をつかまえてみるかい!」開催,参加者26名(+講師2名)/来園1名(倉敷ケーブルテレビ取材)

気持ちのいい秋空の下での開催となりました 講師の倉敷昆虫同好会 守安先生から、トンボの説明

その他の来園者
ボランティア・・・のべ39名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
9/3 ミズアオイ自生地 草刈り作業ミズアオイ自生地 草刈り作業(倉敷市加須山)
9/8 雨上がりで、水たまりが残るなかでの作業ミズアオイ自生地 草寄せ作業 参加者9名(植物園ボランティア・岡山県希少野生動植物保護条例 ミズアオイ巡視員・倉敷市職員など)(倉敷市加須山)
9/13 ミズアオイ観察会(倉敷市・倉敷市立自然史博物館友の会・植物園 共催)参加者29名(+スタッフ・講師 21名,取材マスコミ2名)(倉敷市加須山)

投網で捕まえた魚などの説明を聞く子供たち 備中ネイチャーゲームの会によるネイチャーゲーム

9/14 ナガエモウセンゴケ(外来種)の花茎をかじるモウセンゴケトリバの幼虫モウセンゴケトリバ幼虫 サンプリング調査(依頼による)(備前市)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
9/9 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷市市民活動センター)
9/11 第68回 日本生態学会大会(岡山大会) 第4回実行委員会 出席(オンライン)
9/12 倉敷市自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館)

 

マスコミ取材、情報提供など
9/13 「ミズアオイ観察会」,倉敷ケーブルテレビ・山陽新聞 取材
→ 倉敷ケーブルテレビ:同日夕方の「KCTニュース」にて放映。
→ 山陽新聞:16日付朝刊(倉敷・総社圏版)に「倉敷川にすむ生物採取 親子で観察会 ミズアオイ生態学ぶ」との記事掲載。
9/15 倉敷ケーブルテレビ 取材
→ 同日夕方の「KCTニュース」内コーナー「いきもの探検隊・秋の虫探し」として放映。
9/20 「植物園を楽しむ会(壱師の花咲く野道を楽しむ)」倉敷ケーブルテレビ 取材
→ 同日夕方の「KCTニュース」にて放映。
9/25 「タウン情報おかやま」10月号「キッズ&パパ・ママの 今月どこ行く?」コーナー 植物園紹介記事 掲載
9/27 「秋の!虫をつかまえてみるかい!」倉敷ケーブルテレビ 取材
→ 同日夕方の「KCTニュース」にて放映。

 

園内の管理作業など
温室エリア
草刈り作業(市道法面・水路沿い,ユウスゲ植栽地,市道わき市有地,入口付近観察路)/手刈り・草取り作業(事務所北側・ヒオウギ植栽地 カワラケツメイ,内部・東外部フェンス沿い 草刈り・つる切り,温室内通路,虫害ミズアオイ葉 切除,不要植物(イヌハギ・アレチヌスビトハギ・ノイバラなど)刈り取り除去)/刈草 収集・焼却/植物植替え(アサツキ)/水やり作業(水草等プランター)/市道沿い水路掃除(泥上げ)/採取カワラケツメイ乾燥作業/温室内 圧力タンクメンテナンス(水抜き・エア入れ
湿地エリア
草刈り作業(中広場~奥広場,大クスノキ南斜面,ユウスゲ植栽地,入口~ユウスゲ広場横 観察路,木道デッキ~ショウブ池西斜面)/刈草 収集・焼却/ショウブ池南側 鉄柱コンクリートブロック基礎撤去作業
その他
  • 随時:植物種子採集・精選作業(オオバウマノスズクサ)
  • 随時:チップソー(刈払機刃)・ナタ等 研磨
  • 2日:台風9号接近のため、片付け(主に温室回り)

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 3日:植物園内のカラスウリ雄花にいた幼虫から羽化させたミスジミバエ2匹を倉敷昆虫館へ寄贈
    • 30日:切り花(ススキ・オミナエシ・ツクシハギ・サワヒヨドリ)をしげい病院へ寄贈
  • 外部→植物園
    • 特になし
随時 植物園WEBサイト更新
  • 8日:「現在の見ごろ植物」(ミズトンボ,イヌハギ)
  • 11日:「植物園便り」(8月の活動)
  • 15日:10/17「草活しようぜ!虫の原っぱづくり大作戦・秋」開催要項 公開/10/25「植物園を楽しむ会」開催要項 公開
  • 20日:「園内花アルバム」(シンテッポウユリ)
  • 27日:「現在の見ごろ植物」(サワギキョウ,アブラガヤ)
  • 30日:「お知らせ」(10/24「ハマウツボと砂地の生き物観察会/保全活動」のお知らせ(岡山市立西大寺公民館 主催))

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