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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

9月の活動(2021.10.21)

園長からの一言

18日:シロバナマンジュシャゲにインクを吸わせて着色した、「青いヒガンバナ」
18日:シロバナマンジュシャゲにインクを吸わせて着色した、「青いヒガンバナ」
24日:暑い日が続いたせい?狂い咲きしたオグラセンノウ
24日:暑い日が続いたせい?狂い咲きしたオグラセンノウ

猛暑だった8月から引き続き、暑い日が続いた印象のひと月でしたが、温度データロガーの記録を見ると、9月に入ってからは日の最高気温が35℃以上の猛暑日となった日はなく、最低気温についても、8月は20℃を下回ることはなかったのですが、9月に入ると20℃を下回るようになっていました。9月中も日中の気温が30℃を超える真夏日の日が多かったため、あまり秋の実感はありませんでしたが、暑いながらも秋は着実に訪れていたようです。

イベントについては、8月の「夏の!」に引き続いて、、18日に園内で「秋の!虫をつかまえてみるかい!」を開催しました。良い天気に恵まれましたが、気温は30℃近くまで上がり、「夏の!」同様、汗をかきながらの虫捕りになりました。湿地エリアではちょっと種数が少なかったトンボ類よりもカマキリ類が子供たちに大人気だったのが印象に残りました。翌19日には「植物園を楽しむ会」を開催しましたが、やはり暑く、フジバカマやイヌハギなど秋の花は咲いていたものの、秋の実感はちょっと薄かったようです。

園内の管理作業では、この時期に限ったことではないのですが、園内でのイベントの開催日から逆算して、イベント当日に花などが見られるよう、タイミングをはかって観察路や園地の草刈りを行っています。実は特に難しいのが、「虫をつかまえてみるかい!」などの昆虫関連イベントで、様々な昆虫が見られるようにするには、草丈が高く、昆虫が隠れる場所が多い状態の方が良いそうなのですが、だからと言って、伸び放題にしてしまうと、小さな子は歩きにくく、地面の凸凹が見え難くなってつまずきやすくなりますし、ヘビやハチなど危険な生物も増えますので、イベント当日に、幼稚園ぐらいの子供が走りまわっても支障がないぐらいの草丈を目標として、長期の天気予報や気温の推移をにらみながら作業予定を立てています。

 

来園者(見学者)総数:110
見学・観察会等 (63名)
9/9 来園2名(KSB瀬戸内海放送 取材)
9/18 「秋の!虫をつかまえてみるかい」開催,参加者31名,講師2名

秋晴れ?の良い天気のようですが、気温は30℃近く! ミヤギノハギで、お父さんがなにか見つけたようです。
すばやく飛ぶので、捕まえるのが難しいギンヤンマ! 湿地ではあちこちに隠れているカマキリが大人気!

9/19 定例観察会 植物園を楽しむ会110「花揺らす色無き風を楽しむ」開催,参加者20名

色無き風…秋風がテーマでしたが、気温は29℃! 湿地もサワヒヨドリなどが咲き、秋模様ではありましたが…

来園1名(瀬戸内市,植物について質問のため来園)
9/24 見学3名(浅口市2,笠岡市1)
9/29 見学2名(倉敷市1,岡山市1)
来園1名(植物園ボランティアの方,植物写真について質問に来園)
その他の来園者
ボランティア・・・のべ47名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
9/12 ミズアオイ自生地 草刈り(9/16ミズアオイ自生地保全活動 準備)(倉敷市加須山)
9/16 ミズアオイ自生地保全活動(草寄せ・草刈り作業)ミズアオイ自生地保全活動(草寄せ・草刈り作業),県ミズアオイ保護巡視員,倉敷市立自然史博物館友の会,植物園ボランティアなど参加者10名(倉敷市加須山)
9/22 倉敷美しい森 外来モウセンゴケ駆除活動(倉敷市曽原)+ ミズアオイ自生地 トタンフェンス補修作業(倉敷市加須山), 植物園ボランティア,市環境政策課職員など参加者7名

倉敷美しい森 外来モウセンゴケ駆除活動 ミズアオイ自生地 トタンフェンス補修作業

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
9/11 日本湿地学会大会(第13回) 参加(オンライン)
倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 参加(オンライン)
9/14 蒜山自然再生協議会 事前調整会議 出席(真庭市役所)
9/26 草原シンポジウム~人と自然の関係性の再生を目指して~(オンライン・ライブ配信視聴)
9/27 岡山県野生動植物調査検討会 植物部会 出席(オンライン)

 

マスコミ取材、情報提供など
9/7 山陽新聞 地域ワイド版「草花観察会 人気です」(植物園を楽しむ会 紹介記事)掲載
9/8 湿地のふちに生育していたツルマメを撮影中KSB瀬戸内海放送「News Park KSB」取材(オオユウガギクと野菊の仲間の見分けについて)

→ 同日夕方の「News Park KSB」内で放映

9/22 山陽新聞 ミズアオイ自生地取材

→10/1「おかくらプラス」面「かれんミズアオイの花」記事掲載

 

園内の管理作業など
温室エリア
15日:ここ数年、毎年大発生してミズアオイを食い荒らす、ハスモンヨトウ(ガ)の幼虫。草刈り作業(温室北側,水草・プランター置き場周囲,池 東岸,オキナグサ植栽地,温室南,園地南ユウスゲ植栽地,池北側ユウスゲ植栽地,その他観察路など園地,温室エリア入口~湿地エリア入口間 市道)/手刈り・草取り作業(フジバカマ植栽地,キシツツジ植栽地,マルバコウツギ株まわり,ノシラン株まわり,イボタノキ株まわり,水草・プランター置き場)/植替え作業(キブネダイオウ,コバノフジバカマ)/ミズアオイ ハスモンヨトウ駆除作業/温室 側溝掃除(泥上げ)/刈草 収集・焼却/栽培用 砂 熱湯消毒(マサ土 ふるいかけ)
湿地エリア
4日:園内の草刈り作業(湿地エリア・奥広場)18日開催の「秋の!虫をつかまえてみるかい!」にちょうど良いぐらいの草丈になるように予測して作業草刈り作業(奥広場,中広場,展望デッキ西側,ショウブ池西側斜面,入口~ユウスゲ広場横観察路,ユウスゲ植栽地,ユウスゲ前広場)/刈草 収集・焼却
その他
  • 4日:園内 水質(電気伝導度)定期調査
  • 15日:園内見回り(兼・ボランティア研修会)
  • 16日:植物園駐車場 草刈り
  • 17日: 9/18「秋の!虫をつかまえてみるかい」イベント共済 手続き(JA晴れの国岡山 菅生支店)
  • 随時:鉢・プランター等水やり
  • 随時:チップソー(草刈り機刈刃)研磨作業
  • 随時:植物種子採取・精選作業(アテツマンサク,キキョウ,メガルカヤ,ミカワシンジュガヤ,ミシマサイコ,ユウスゲ)

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 26日:一輪車・スコップ貸し出し(倉敷市立自然史博物館友の会へ)
  • 外部→植物園
    • 16日:希少植物 標本(津山市産,植物園ボランティアの方採集)
植物園
WEBサイト
更新
  • 8日:「植物園便り」(8月の活動)
  • 9日:「お知らせ」(「新型コロナウイルス感染症に関する対応について」更新・・・「まん延防止等重点措置」発出期間中の対応について)
  • 15日:「開園・イベントカレンダー」(「ミズアオイ観察会」9/23→10/3に延期のため要項差し替え,10/10「植物園を楽しむ会111」要項公開,10/16「草活しようぜ!草活しようぜ!虫の原っぱづくり大作戦・秋」要項公開)
  • 19日:「おかやまの植物事典」(「ミズトンボ」追加)
  • 22日:「開園・イベントカレンダー」(10/16「草活しようぜ!原っぱの生き物探し大作戦!」行事名・内容変更のため要項差し替え)

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