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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

10月の活動(2021.11.11)

園長からの一言

8日:まさかの開花、10月にカラスウリの花
8日:まさかの開花、10月にカラスウリの花
16日:植物園近くの電線にとまっていた、ハヤブサの仲間、チョウゲンボウと思われる猛禽類
16日:植物園近くの電線にとまっていた、ハヤブサの仲間、チョウゲンボウと思われる猛禽類

月半ば頃までは日の最高気温が30℃を超える夏日となる日がありましたが、下旬頃になるとぐっと気温が下がり、日の最低気温も一桁を記録するようになりました。8日には、普通7月頃が花期のカラスウリの花が開花していたり、カラスウリの他にも、ミツガシワやヤマツツジの花が咲いていたりと、春~初夏が本来の花期の植物に狂い咲きをしているものが多く、例年にない気温変化のパターンに植物もかなり混乱をしていた?ようです。

10月から「まん延防止等重点措置」が解除となり、見学の予約や「植物園を楽しむ会」の申込みも増えるかと思っていたのですが、残念なことに、10日に開催した「植物園を楽しむ会」は参加者13名と、解除前よりも減少しました。移動に制限がなくなったことにより、お出かけ先の選択肢が増えたことが一因かと推測しています。情報発信の仕方などを見直し、植物園が選択肢に入るように工夫していきたいと考えています。なお、園外では、3日に「ミズアオイ観察会」開催、16日に「草活しようぜ! 原っぱの生き物探し大作戦!」開催、21日には総社市主催の「鬼城山 外来植物一掃大行動」に講師として参加するなどしました。

園内の管理作業では、下旬には気温が下がってきたこともあり、草刈り仕事も少し落ち着いてきましたので、ボランティアの方々にはセイタカアワダチソウやアレチヌスビトハギ、ウラジロチチコグサ、ウスベニチチコグサなどの外来チチコグサ類など、外来植物の引き抜き作業に力を入れて頂きました。その他には温室エリアの池内部のヒメガマの穂の刈り取り(冬まで放置すると穂綿が飛散して大変なことになる)などに取りかかっており、徐々に冬支度を進めています。

 

来園者(見学者)総数:130
見学・観察会等 (42名)
10/2 来園6名(市内 放課後等デイサービス事業所,園内散策と虫捕りに来園)
10/8 見学4名(総社市)
10/10 定例観察会 植物園を楽しむ会111「萩日和の里山を楽しむ」開催,参加者13名

イヌタデの小さな花を観察中です 湿地ではスイランやサワギキョウの花が見ごろでした

10/21 重井医学研究所附属病院 新入職員フォローアップ研修重井医学研究所附属病院 新入職員フォローアップ研修 園内見学(16名+引率1名)
10/22 来園1名(植物園ボランティアの方,標本寄贈に来園)
10/31 見学1名(倉敷市)
その他の来園者
ボランティア・・・のべ88名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
10/3 ミズアオイ観察会 開催,参加者48名(スタッフ含む),(倉敷市・倉敷市立自然史博物館・同友の会・植物園 共催,倉敷市加須山)

保護巡視員の方々の努力により、今年はミズアオイの花が咲きました! スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)とヌートリアによるミズアオイへの害について解説しました

倉敷美しい森 モウセンゴケ類定期調査(倉敷市曽原)
10/10 奥西坂園地 進入路草刈り(倉敷市西坂,10/16「草活しようぜ! 原っぱの生き物探し大作戦!」準備)
10/13 奥西坂園地 進入路草刈り・草寄せ(倉敷市西坂,10/16「草活しようぜ! 原っぱの生き物探し大作戦!」準備)
10/15 奥西坂園地 草寄せ・観察会下見(倉敷市西坂,10/16「草活しようぜ! 原っぱの生き物探し大作戦!」準備)
10/16 足跡や糞など生き物の気配を探しながら歩きました「草活しようぜ! 原っぱの生き物探し大作戦!」開催,参加者10名(倉敷市西坂)
10/17 龍泉寺 自然観察コース シダ植物調査(岡山市下足守)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
10/2 生き物文化誌学会 第81回例会(イモ例会) 参加(オンライン)
10/9 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 参加(倉敷市立自然史博物館)
10/14 倉敷市立自然史博物館友の会「しぜんしくらしき賞」審査会倉敷市立自然史博物館友の会「しぜんしくらしき賞」審査会 出席(倉敷市立自然史博物館)
10/20 SAVE JAPANプロジェクト キックオフミーティング参加(オンライン)
10/23 秋の植物を楽しみながらメリケンカルカヤなどの外来植物を駆除しました鬼城山 外来植物一掃大行動 講師(総社市主催,総社市黒尾)
10/25 蒜山自然再生協議会 事前調整会議(第2回)出席(真庭市役所)

 

マスコミ取材、情報提供など
10/3

倉敷ケーブルテレビ 「ミズアオイ観察会」取材

→ 同日夕方の「KCTニュース」にて放映

 

園内の管理作業など
温室エリア
27日:蒜山産ユウスゲの植替え作業(フサヒゲルリカミキリの保全活動のため、植物園で苗を育成しています)草刈り作業(温室南 ブドウ棚下,温室周囲園地,外部フェンス沿い,市道沿い法面など)/手刈り・草取り作業(フェンス内側木本刈り取り,フェンスつる植物剪定除去,池内部ヒメガマ穂刈り取り,ブドウ棚ブドウつる剪定,セイタカヨシ株周り)/植替え作業(ノヤマトンボ,蒜山産ユウスゲ,エビヅル)/外来植物駆除作業(セイタカアワダチソウ,外来チチコグサ類 引き抜き)/刈草 収集・焼却
湿地エリア
6日:ボランティアの方々による外来チチコグサ類 引き抜き作業の様子草刈り作業(入口~中広場 観察路,竹林,竹林下園地)/手刈り・草取り作業(湿地木道 通行支障箇所草刈り,西側フェンス沿い 木本・つる植物刈り取り)/外来植物駆除作業(セイタカアワダチソウ,アレチヌスビトハギ,メリケンカルカヤ,外来チチコグサ類 引き抜き)/刈草 収集・焼却
その他
  • 7日:園内 水質(電気伝導度)定期調査
  • 15日: 10/16「草活しようぜ! 原っぱの生き物探し大作戦!」イベント共済 手続き(JA晴れの国岡山 菅生支店)
  • 22日:合併浄化槽 清掃(業者来園)
  • 29日:温室ボイラー 灯油タンク給油(業者来園)
  • 随時:鉢・プランター等水やり
  • 随時:チップソー(草刈り機刈刃)研磨作業
  • 随時:植物種子採取・精選作業(カワラケツメイ,ミシマサイコ,キキョウ,ツクシクロイヌノヒゲ,キセワタ,メガルカヤ)

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 7日:ユウスゲ苗12ポット(吉備中央町産,しげい病院に寄贈)
  • 外部→植物園
    • 29日:植物園近くの休耕田で咲いていたシロバナサクラタデ3日:ツクシクロイヌノヒゲ(倉敷市産,片岡採集)
    • 9日:「備前国 備中国之内 領内産物帳(復刻版)」(1988.岡山県郷土文化財団)(倉敷市立自然史博物館経由で岡山県郷土文化財団より)
    • 29日:ミセバヤ(ボランティアの方が自宅で栽培していたもの)/シロバナサクラタデ・ミズオオバコ果実・サンショウモ(倉敷市産,片岡採集)
    • 30日:ハマゴウ種子(倉敷市産,片岡採集)
植物園
WEBサイト
更新
  • 20日:植物園ウェブサイトの「探してみよう!身近な植物」を「ひっつきむし」を紹介する記事に更新。写真は在来のひっつきむし、センダングサの花と果実。1日:「お知らせ」(「新型コロナウイルス感染症に関する対応について」更新)
  • 9日:「開園・イベントカレンダー」(11/7「植物園を楽しむ会112」要項公開)
  • 19日:「おかやまの植物事典」(「イヌハギ」追加)
  • 20日:「開園・イベントカレンダー」(11/20「サクラソウを守ろう!秋の草原保全活動」要項公開)/「探してみよう!身近な植物」(「『ひっつきむし』は外来種だらけ?在来ひっつきむしを探してみよう!」更新)
  • 21日:「植物園便り」(9月の活動)

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