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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

1月の活動(2023.2.13)

園長からの一言

31日には、今季最低の-5.7℃を記録しました
27日:寒波襲来、雪が残った鉢
12月の降水量が少なかったこともあり、浸み出し水が枯れてしまったようで、とうとう干上がってしまいました。
4日:すっかり干上がってしまった湿地エリア奥池

12月は季節外れのヒマワリ開花の話題がありましたが、年末年始には寒波が到来し、1月もたびたび冷え込み、何度か雪がうっすらと積もるようなこともありました。31日の朝には植物園温度データロガーで、今季最低のマイナス5.7℃を記録しました。冷え込む一方で、12月はあまり雨が降らず、湿地エリアの奥池の水源となっている浸み出し水が枯れてしまったらしく、奥池がすっかり干上がってしまいました。しかし湿地の最上流部の浸み出し水は枯れておらず、湿地が乾いてしまうようなことはありませんでした。おなじ園内の浸み出し水でも、湧水のメカニズムは異なっているようです。

園内の行事では、15日に「植物園を楽しむ会」で毎年恒例のとんど焼きを予定していましたが、悪天候の予報のため、21日に延期開催としました。当日は晴天に恵まれ、とんど焼きも順調に燃えてくれましたが、参加者は50人の定員に対して27名と少なめでした。特に親子連れの参加が少なかったのですが、当日参加された方からの情報では、どうも21日は倉敷市内の小中学校は参観日があった学校が多かったようで、その影響があったようです。また、28日には、特別企画として昨年に引き続き「たき火であそぼう!」を開催しました。たき火への着火は、参加者の中で一番先に火打石での火起こしに成功した人がするのですが、今年は少し風があったためか、なかなか火種ができず時間がかかりました。結果としてはほとんどの方が火起こしには成功し、開催時間内に焼きイモも無事に焼きあがりました。苦労した分、美味しさも一層!だったようです。

 

来園者(見学者)総数:121
見学・観察会等(63名)
1/14 来園1名(植物園ボランティアの方、正月飾り持参)
1/15 見学4名(早島町,正月飾り持参)/来園2名(倉敷市,正月飾り持参)
1/18 来園1名(山陽新聞 倉敷本社記者、「重井薬用植物園の四季」植物写真撮影に来園)
1/21 定例観察会 植物園を楽しむ会125「とんど焼きで里山を楽しむ」開催,参加者27名

火打石で起こした火でとんど焼きに着火! 燃えるとんど。延期で晴天に恵まれましたが、小中学校の参観日と重複してしまい、例年より参加者は少なめ。

1/28 特別企画 自然体験教室「たき火であそぼう!」開催,参加者28名

たき火をするにはまずは燃料集めから。林の中の枯れ木を集めます 火打石で火起こしに挑戦!一番先に成功した参加者がたき火に点火しました

勢いよく燃え上がる炎。昼頃から風が強くなる予報だったのですが、昼までは微風で、危険なく実施することができました たき火遊びの仕上げは、たき火で焼いた、おいしい焼きイモ!

その他の来園者
ボランティア・・・のべ58名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
  特になし

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
1/13 倉敷の自然をまもる会 理事会出席(倉敷市市民活動センター)
1/14 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会出席(倉敷市立自然史博物館)
1/24 令和4年度第2回 岡山県野生動植物調査検討会 植物部会 出席(岡山市南区内尾 岡山県環境保全事業団 事務所)

 

マスコミ取材、情報提供など
1/6 山陽新聞 「おかくらプラス」面「まちナビ」コーナー 1/15「植物園を楽しむ会125」告知記事 掲載
1/20 山陽新聞 倉敷・総社圏版 「重井薬用植物園 あすとんど焼き」記事掲載(21日「植物園を楽しむ会125」告知)
1/25 27日:真冬に咲く、ビワの花(他の花が咲かない時期に咲くことで、活動している虫に訪花してもらえる、という事らしいのですが、今年は気温が低く、訪花昆虫はほとんど見られませんでした)山陽新聞 倉敷・総社圏版「重井薬用植物園の四季」(ビワ)掲載

 

園内の管理作業など
温室エリア
植物植替え(タカハシテンナンショウ,マイヅルテンナンショウなどテンナンショウ類8種類,サクラソウ,ミシマサイコ,ムラサキ,ヤチシャジンなど17種類)/植物種子播種(ヤマジソ)/刈払機 草刈り(ユウスゲ植栽地)/手刈り・草取り(トウカンゾウ・ノカンゾウ株周り)/温室側溝 掃除(泥上げ)/温室南側 クロガネモチ 根切り作業/温室南側フェンス沿い トウネズミモチ駆除作業/茅(ススキ)・ヒメガマくろ 作成(仮立てしていたものを仕上げ)/ 栽培用砂 熱湯消毒
湿地エリア
5日:ユウスゲ植栽地のカラスノエンドウの芽生え(放っておくと、春頃にはユウスゲの芽吹きを抑えてしまうので、この後草刈りをしました。)刈払機 草刈り(湿地内部,ユウスゲ植栽地,ユウスゲ植栽地前広場,奥広場ツクシハギ株,キビヒトリシズカ植栽地,下池周囲,ショウブ池周囲,湿地東フェンス外部)/手刈り・草取り(ミソナオシ株周り)/樹木剪定(ウバメガシ萌芽枝,ハマヒサカキ,モチノキ,イスノキ)/竹杭 交換・ビニールひも 張り直し作業/刈草 収集・焼却/焼却灰 ユウスゲ植栽地に撒布作業
その他
  • 27日:モウソウチクの竹杭を作成するボランティアの方々(とんど焼きで使わなかった竹は、杭として園内の管理に使用します)4日:園内 水質定期調査(電気伝導度など)
  • 11日:登り鎌(ナタ)補修(刃欠けのため刃付け直し・研磨)
  • 27日:モウソウチク杭 作成作業
  • 28日:温室散水用 圧力タンクメンテナンス(水抜き・エア入れ)
  • 随時:種子採集・精選(ミズアオイ)
  • 随時:1/15「植物園を楽しむ会125」 準備作業(とんど焼きやぐら材料準備,正月飾り ビニール・金属部品取り外し)
  • 随時:1/28「たき火であそぼう!」 準備作業(火起こし火口・火打ち金 作成・補修作業)
  • 随時:植物プラ名札字消し(研磨)作業
  • 随時:ヨシ 葉・葉鞘 除去作業(吉井川産,すだれ作成準備)

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 11日:「植物園を楽しむ会」参加者にクチナシ果実をプレゼント
  • 外部→植物園
    • 23日:寄贈して頂いた、ショウブの根茎(植物園のショウブを差し上げたのですが、増えすぎたため掘り上げたとのことです。本当の「菖蒲湯」用に乾燥させることしました)7日:コオニタビラコ(片岡採集,倉敷市産)
    • 14日:ミズアオイ種子(3/25「ミズアオイの種まき会」用として自然史博物館友の会ミズアオイ保全グループより寄贈,自生地由来)
    • 18日:ショウブ根茎(植物園ボランティアの方より寄贈,植物園植栽のショウブをご自宅で増殖されたもの。乾燥し、5月の「ショウブプレゼント」のイベント時に配布予定)
植物園
WEBサイト
更新
  • 19日:「開園・イベントカレンダー」・「年間予定表」(2/19「植物園を楽しむ会126」開催要項公開)/「お知らせ」(「植物園を楽しむ会125」1/15から1/21へ開催延期の告知)
  • 13日:「植物園便り」(12月の活動)
  • 18日:「開園・イベントカレンダー」・「年間予定表」(2/11「倉敷みらい公園の生き物しらべ2022年冬」開催要項公開)
  • 11日:「おかやまの植物事典」(「ツルウメモドキ」追加)

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