倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 フタモンアシナガバチ Polistes chinensis (1)
 

 夏はヤブガラシの蜜が最高 (2010.8.22)

 働きバチ(雌)です。腹部第2節の左右に合わせて二つの黄紋が目立つことから和名が付けられたようです。朝の自分の食事時、夏にはヤブガラシが花盤に蓄えている蜜も忙しくなめて廻ります。自分はベジタリアンですが、女王蜂が生んだ巣に待っている幼虫のためにはチョウやガの幼虫、あるいはオンブバッタなどを狩り、肉団子にして持ち帰って与えます。(青野孝昭)

フタモンアシナガバチ 岡山県倉敷市川入 (2010.8.22)
岡山県倉敷市川入 (2010.8.22)
 フタモンアシナガバチ Polistes chinensis (2)
 

 黄色と黒の縞模様が鮮やか (2010.8.22)

 アシナガバチの中では中型。平地の都市部でも見られる身近な存在です。黄色と黒の縞模様が鮮やかです。写真の個体はこのヤブガラシには、ちょっと寄っただけで、素早く離れて行きました。朝の食事時も忙しそうです。
体長14〜18mm。日本と朝鮮半島に分布。(青野孝昭)

フタモンアシナガバチ 岡山県倉敷市川入 (2010.8.22)
岡山県倉敷市川入 (2010.8.22)
 
 
 

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〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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