倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 ホソヒメヒラタアブ Sphaerophoria macrogaster (1)
 

 花粉も好物 (2011.4.6)

 体長7mm程度の小さなハナアブ。写真の個体は♂です。左右の複眼はくっつき、腹部は棒状で尾端は尖りません。カンサイタンポポの花に来て、下口式口器を伸ばし、おしべの先から花粉を舐め摂っていました。まだ、草丈の低い草むらで出会った風景でした。
 日本を含め、ユーラシア大陸北東部から東南アジア、オーストラリア方面にかけ、広く分布しています。 (青野孝昭)

ホソヒメヒラタアブ 岡山県倉敷市浅原 (2011.4.6)
岡山県倉敷市浅原 (2011.4.6)
 
 ホソヒメヒラタアブ Sphaerophoria macrogaster (2)
 

 小さな世界の助け合い (2011.4.6)

 ホソヒメヒラタアブの♀たちです。左右の複眼は少し離れて付いていますが、写真でははっきり見えていません。♂に比べ、腹部は先細りにゆるく丸味を帯びて曲がり、先端が尖った形をしています。
2匹ともオオイヌノフグリの花に来て、黒く見える口器を伸ばして蜜を吸っています。野辺に咲く小さな草花と小さな虫たちの世界です。ハナアブは蜜にありつき、オオイヌノフグリは蜜を与えて、花粉を媒介して貰っています。 (青野孝昭)

ホソヒメヒラタアブ 岡山県倉敷市浅原 (2011.4.6)
岡山県倉敷市浅原 (2011.4.6)
 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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