倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 コムラサキ Apatura metis (1)
 

 水と柳が似合うチョウ (2010.7.21)

 酒津には配水池から農業用水を分流させる日本最大級のアーチ型農業用水門 があり、その天端は散歩道にもなっています。そこにある欄干の石柱が、朝日を浴びて飛んでいた、この個体の格好の止まり場所になっていました。背景は配水池の水です。
 幼虫はヤナギ類の葉を食べて育ちます。池の周りにはシダレヤナギも植えられていて、一見遊んでいるように見えても、柳への産卵も視野に入れているようです。雌蝶です。
 九州以北のわが国および近隣国からヨーロッパに至るユーラシア大陸北部に広く分布しています。(青野孝昭)

コムラサキ 岡山県倉敷市酒津 (2010.7.21)
岡山県倉敷市酒津 (2010.7.21)
 
 コムラサキ Apatura metis (2)
 

 しぐさまで伝えるDNA (2010.9.26)

 7月21日に、日本最大級農業用水門の欄干石柱を格好の止まり場にしていた個体に出合ってから、約2か月が経過、同じように水門天端にある飾り石に好んで止まる個体に出合いました。前回の個体の次世代と思われますが、習性、性癖はそっくり生き写し。今回は蝶のいる風景がわかるようにと、配水池の一部を取り込んでみました。
この左手側に大きなシダレヤナギがあります。朝9時半頃の風景です。(青野孝昭)

コムラサキ 岡山県倉敷市酒津 (2010.9.26)
岡山県倉敷市酒津 (2010.9.26)
 
 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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