倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 

 マエグロホソバ Conilepia nigricosta 

 

 これも警告色なのでしょうか (2010.7.4)

 絹掛の滝は新見市の一つの観光スポットになっていて自動販売機があります。その明かりを慕っていろいろの昆虫が夜に飛来し、昼間も、このマエグロホソバは何頭かがべったりと静止したままでした。翅は鮮やかな黄色で青色の紋があり、脚も青色で目を引きます。前翅の外縁が丸く湾曲していて、それほど丸味のないよく似たヨツボシホソバと区別できます。この黄色の翅をもった個体はメスです。ヒトリガ科に所属します。
 幼虫は地衣類を食べて育ち、本州(東海地方以西)、四国、九州と中国に分布しています。(青野孝昭)

マエグロホソバ 岡山県新見市絹掛の滝 (2010.7.4)

岡山県新見市絹掛の滝 (2010.7.4)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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