倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 ナガサキアゲハ Papilio memnon
 

雨が上がってほっとしたわ (2009.5.7)

 岡山県でナガサキアゲハが初めて発見されたのが1951年。当時、倉敷西小学校教諭をされていた昆虫好きのY先生が校庭のアサガオの花に来ていたのを目にされて仰天、給食中であった児童をそのままにして、理科室にあった捕虫網を持って飛び出して行ったものの既に姿はなく、採り逃がしてしまわれたとのこと。そのとばっちりで、午後は授業にならなかったと、その教え子の一人から伺いました。
 それほどまでに、珍しがられた南国の蝶が今は普通に見られる蝶になっていて、感慨深いものがあります。
 東南アジアの熱帯、亜熱帯に分布の中心があり、北限地の日本で分布を広げている話題の蝶の一種です。後ばねにデルタ模様をもつこの個体は雌で、雄にはこのような紋がありません。雨上がりの昼前、トベラの花に来ていました。 (青野孝昭)

ナガサキアゲハ 倉敷市酒津 (2009.5.7)

倉敷市酒津 (2009.5.7)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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