● 恵まれた境遇の天道虫幼虫 (2011.5.2)
カラスノエンドウにソラマメヒゲナガアブラムシがびっしり群がり、コロニーを作って吸汁していました。そのコロニーに埋まるようにしてナナホシテントウの幼虫がいました。いうまでもなく、アブラムシを片っ端から一匹ずつ捕らえては食しています。餌が欠乏すると共食いさえするナナホシテントウの幼虫ですが、このくらい、餌のアブラムシがいる中で生活できるなんて、いい場所に産卵してくれてと、親虫に感謝すべき境遇ですね。
成虫は愛らしい馴染みのテントウで、旧北区と呼ばれるアフリカ北部とユーラシア大陸の北寄りに広く分布しています。(青野孝昭)
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岡山県倉敷市酒津 (2011.5.2) |
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