倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 シオヤアブ Promachus yesonicus 
 

 容赦のないどう猛なシオヤアブ (2010.8.13)

 日本を代表するムシヒキアブで、すごい形相をしています。体長23〜30mm。
 甲虫や蝉などばかりでなく、捕獲者であるトンボも平気で捕まえ、頑丈な口吻で吸血することは知っていましたが、今回、目にしたのはか弱い小さなハナバチの一種を捕まえ、体液を吸っている姿でした。トリミングし、大きくしてみると、赤ん坊のような格好のハナバチが目を回しているように見え、何とも言いようのない気持にさせられました。
  尾端に白色塊がありオスであることがわかります。日本と朝鮮半島に分布。(青野孝昭)

シオヤアブ 岡山県倉敷市西坂 (2010.8.13)

岡山県倉敷市西坂 (2010.8.13)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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