倉敷昆虫同好会
トップページ
リンク
倉敷昆虫同好会紹介 入会のご案内 虫たちの素顔 同好会便り 同好会便り「KURAKON」 機関誌「すずむし」 掲示板(会員用)
 
 
虫たちの素顔
 
 シリアゲコバチ Leucospis japonica
 

 太い腹部は産卵管刺込み圧の源泉か (2010.7.7)

 近年、三室川をせき止めた三室ダムが造られ、三室峡は様相を一変、ダム湖より高い位置に湖岸道路が敷設されています。その一隅に休憩所が設けられ、木製のテーブルと丸太をぶつ切りにした椅子が用意されていました。そこで、弁当を食べようとしたところ、向かいの厚いテーブル板の底面に、このメスバチが何かに執着して離れようとしません。
 丸く黒く見える凹みは、ある種のハチが巣穴をふさいだ後のようです。しばらく幼虫の居場所を探っていましたが、ついに産卵管を差し込み始めました。そのとき、腹部背面に現れた透明な膜は何を意味するのか、不思議な光景でした。(青野孝昭)

シリアゲコバチ 岡山県新見市新郷油野三室峡 (2010.7.7)
岡山県新見市新郷油野三室峡 (2010.7.7)
 
 
 

入会のご案内

入会をご希望の方はこちらをクリック
 
 お問い合わせ

倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
倉敷昆虫館
倉敷昆虫館のホームページへ