倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 スジボソコシブトハナバチ Amegilla florea (1)
 

ノアザミから吸蜜してました (2011.8.3)

大きな羽音がして、この蜂がいるのに気づきました。見つかった場所にはノアザミが咲いていました。 ホバリングしながら工器の一部、長舌を伸ばして吸蜜しているようでした。ツリフネソウなどの大きめの筒状花にやってくることは、よく伝えられていますが、ノアザミのような集合花にも来るとは知りませんでした。
 体長は14mm前後。本州以南の日本のほか、台湾、中国、朝鮮半島に分布。(青野孝昭)

スジボソコシブトハナバチ 岡山県倉敷市浅原 (2011.8.3)

岡山県倉敷市浅原 (2011.8.3)

 スジボソコシブトハナバチ Amegilla florea (2)
 

大あごだけのはたらきで、ぶら下がります (2011.8.3)

 先ほどまでノアザミの花から吸蜜していたホバリングを止めたかと思うと、近くにあった草の茎に止まりました。しばらくして見ると、口器の大あごで噛みつき、脚は使っていません。口だけで体を茎に固定し、ぶら下がった状態になっていました。これで、結構、リラックスしているのだそうで、夜のお休みタイムもぶら下がった状態で過ごすんだそうですね。不思議な習性を持ったハチです。(青野孝昭)

スジボソコシブトハナバチ 岡山県倉敷市浅原 (2011.8.3)

岡山県倉敷市浅原 (2011.8.3)

 

 

 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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