倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 ウスバシロチョウ Parnassius glacialis (1)
 

 夢のような光景がありました (2011.5.19)

 あまり広くもない草原に、カノコソウの群落が広がる自然の花園があり、短い命を惜しむかのようにピンクの花を一斉に咲かせていました。
  そこに、数匹のウスバシロチョウが ひらひらと舞い、ときおり、花に止まって蜜を吸いました。夢を見ているようなひとときでした。
 岡山県のような暖地でも、氷河期の生き残りとも言われるこんなチョウが、山村の人家近くで、ひっそりと生きている姿に胸を打たれました。(青野孝昭)

ウスバシロチョウ 岡山県新見市 (2011.5.19)

岡山県新見市 (2011.5.19)

 
 ウスバシロチョウ Parnassius glacialis (2)
 

 氷河期の生き残り (2011.5.19)

 アゲハチョウ科のチョウなので、最近ではウスバアゲハという和名を使う図鑑が増えてきました。少年時代からウスバシロチョウという和名に親しんできた者には、表記の和名に愛着があります。でも、時代の流れとともに、和名も移り変わって行くのでしょう。  Parnassius属のチョウは、寒冷地や山岳地帯に生息する種が多く、本種はその中で、最も温暖な低山地にまで分布しています。しかし、暑い夏期は幼虫態ながら、卵中で耐え、本州の暖地では1、2月、食草のムラキケマンの発芽と同調して孵化し、4、5月に蛹化、羽化して一生を終えるという冷涼気候適応型の生活史を送ります。
  北海道、本州、四国と中国の中部のみに分布しています。(青野孝昭)

ウスバシロチョウ 岡山県新見市 (2011.5.19)

岡山県新見市 (2011.5.19)

 
 
 
 

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〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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