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ヤブキリ Tettigonia orientalis (2) |
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● 大あごと脚の棘に注目 (2011.8.8)
酒津遊水池東側堤防にある木製階段手すり最上部の柱天端に雌成虫が手を掛けていました。桜並木の端っこにも当たり、体の半分は陰に入っています。人が近くに来ても動じる様子がないので、レンズを魚眼レンズに替え、近づいて撮ってみました。
幼虫時代とは異なり、顔は馬面のように長く見えます。その半分近くは発達した大あごが占め、脚の棘も長くなっています。成長につれ、肉食性が強くなって、体のつくりがそれに応じて変わっていったことがうかがえました。
本種の主分布地は周瀬戸内海地域、関東地方平野部・周辺部など。(青野孝昭)
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岡山県倉敷市酒津 (2011.8.8) |
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倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。
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倉敷昆虫館のホームページへ |
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