重井医学研究所

2019年度 活動報告News 2019

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GONAD法講習を開催

 9月11日、ネッパジーン株式会社主催の第10回GONAD法講習会を重井医学研究所で行いました。

分子遺伝部門のスタッフがセミナーと実技の講師を務めました。


19.09.13更新

膵臓がんを抑制する線維芽細胞の特異的マーカーを同定

 分子遺伝部門は名古屋大学大学院医学系研究科の榎本篤准教授らと共同研究を行い、その成果が米国がん学会誌「Cancer Research」のオンライン版に掲載されました。

 研究グループは、膵臓がんにおけるがんを抑制する線維芽細胞の特異的マーカーMeflin を同定し、がんの周りに増生する線維芽細胞の性質の多様性ががんの促進や抑制に影響することを見出しました。また、線維芽細胞の性質を人為的に改変することが新しい治療法になり得る可能性を示しました。

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●名古屋大学プレスリリース https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical_J/research/pdf/Can_Res_190822.pdf
●QLife Pro 医療ニュース http://www.qlifepro.com/news/20190827/suppress-pancreatic-cancer.html

19.09.03更新

日中韓マウスリソースワークショップで講演

 分子遺伝部門の松山誠室長は、8月26日からつくば市の理化学研究所バイオリソース研究センター(BRC)にて開催された、日中韓マウスリソースワークショップで講師を務めました。

https://brc.riken.jp/en/mouse-ws-8th

https://mus.brc.riken.jp/ja/report_mouse-ws_2019


19.09.02更新

研究成果が山陽新聞に掲載

 分子遺伝部門の古家野孝行研究員・松山誠室長らは、腎臓病の初期段階における防御機構を解明し、その内容が8月20日(火)の山陽新聞朝刊に掲載されました。

●山陽新聞デジタル https://www.sanyonews.jp/article/930220/
●山陽新聞Twitter https://twitter.com/sanyo_news
●Yahooニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00010000-sanyo-hlth

19.08.20更新

研究成果がSCIENTIFIC REPORTSに掲載

 分子遺伝部門の古家野孝行研究員・松山誠室長らのグループは、腎臓病の初期段階における防御機構を解明しました。本研究成果は、イギリス時間の2019年8月19日に「Scientific Reports」オンライン版に掲載されました。
 今回研究グループは、モデル動物であるマウスにおいて、人為的に腎臓病を引き起こし、その過程を段階的に調べました。その結果、線維化と呼ばれる不可逆的な組織変化が起きる前段階において、細胞周期停止と呼ばれる細胞保護機構が働いていることを突き止めました。さらに、p21と呼ばれるタンパク質がこの細胞周期停止の誘導役を担っていることを明らかにしました。本研究成果により、これまで難しかった、腎臓病の早期発見に向けた診断支持薬や治療薬開発への応用が期待されます。

●Scientific Reports https://www.nature.com/articles/s41598-019-48557-8

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腎不全の初期段階における病態解明
~腎臓病の早期発見・早期治療に向けて

 腎機能の低下に伴って、線維化と呼ばれる不可逆的な組織変化が生じます。慢性腎臓病においては線維化が進行しており、薬による腎機能修復(治癒)の妨げとなっています。しかしながら、発症機序、特に病態の初期段階については不明です。慢性腎臓病になると、人工透析もしくは腎移植以外の治療法は現在のところありません。そのため、早期発見、診断に使えるバイオマーカー(診断支持薬)の開発が必要です。

 私たちは、尿管を外科的に結紮し、マウスにおいて腎臓病(線維化)を発症させ、病態を段階的に調べました。腎臓が顕著な線維化を示す前段階において、細胞周期停止と呼ばれる「細胞保護機能」が、腎臓尿細管細胞において活性化されていることを突き止めました。さらに、この細胞周期停止を誘導するタンパク質としてp21を同定しました。実際に、p21タンパク質に対するモノクローナル抗体を作製し、腎臓における存在量を調べると、正常な腎臓ではほとんど存在していないが、病気の初期段階(顕著な線維化がみられる前)において強く蓄積していることがわかりました。次に、遺伝子改変技術を用いて、p21タンパク質が作られないマウス(p21ノックアウトマウス)を作製し、腎臓病におけるp21タンパク質の役割について調べた結果、p21ノックアウトマウスでは、野生型のマウスに比べ、腎臓病の進行が悪化していました。

 以上の結果から、腎臓病の発症初期段階において、p21タンパク質によって細胞周期停止を誘導し、腎臓を保護しているということを提唱しました。このp21タンパク質の存在量が病態の初期段階の指標となりうる可能性があり、診断支持薬への応用が期待されます。また、腎臓の保護機能を有するp21を標的とした腎臓病治療薬開発の期待も高まります。

19.08.20更新

高校生が見学のため来所

 今年も倉敷青陵高校の生徒さん12名と引率の先生1名が、見学のため来所されました。


19.08.03更新

野菜からDNAを取り出そう!実験

 重井医学研究所附属病院 小児療育センターからの依頼により、“第6回 野菜からDNAを取り出そう!実験”を行いました。


19.08.02更新

アルツハイマー病の原因の一端を解明

 分子遺伝部門は同志社大学の宮坂知宏准教授らと共同研究を行い、その成果が米国の専門誌ジャーナルオブニューロサインス誌に掲載されました。

 研究グループは、アルツハイマー病をはじめとする認知症において、神経細胞内に蓄積するタンパク質''タウ''の異常局在に着目。組織中のタウを高感度に検出できる抗体を作成し、様々なモデルマウス脳におけるタウの産生や局在を調べた結果、タウは本来では周産期にさかんにつくられ、脳の発達とともに産生にブレーキがかかること、このルールに反して成熟後の神経細胞では無駄に作られたタウが細胞体に異常局在し、これがアルツハイマー病特有の病変を形成することなどを突き止めました。詳しくは下記をご覧ください。

●認知症ねっと https://info.ninchisho.net/archives/33337
●47NEWS https://www.47news.jp/3715605.html
●excite.ニュース https://www.excite.co.jp/news/article/Kyodo_prw_201906278061/
●@niftyニュース https://news.nifty.com/article/domestic/society/12166-33337/

19.07.19更新

国立遺伝学研究所から来所

 7月9日に国立遺伝学研究所の小出准教授と技術職員の今井さんが来所され、2日間にわたってGONAD法のセミナーと実技講習などを受けられました。

19.07.10更新

東北大学にて講演

 分子遺伝部門の松山誠室長は、5月22日に仙台市の東北大学農学部にて開催されたセミナーで講師を務めました。

19.05.27更新

岡山大学で講演と実技指導

 5月21日、ネッパジーン株式会社協力・岡山実験動物研究会共催により、岡山大学医学部の動物資源部門鹿田施設にて「今すぐできるゲノム編集」セミナーが開催されました。

分子遺伝部門のスタッフが講演と実技指導を行いました。

19.05.22更新

GONAD法講習を開催

 5月20日、ネッパジーン株式会社主催の第6回GONAD法講習会を重井医学研究所で行いました。

分子遺伝部門のスタッフがセミナーと実技の講師を務めました。

19.05.20更新

実験動物学会で講演

 分子遺伝部門の松山誠室長は、5月15~17日に福岡市の福岡国際会議場で開催された、第66回日本実験動物学会総会にてランチョンセミナーの講師を務めました。

19.05.18更新

国際腎臓学会で発表

 分子遺伝部門の松山誠室長は、4月12~15日にオーストラリアのメルボルンで開催された国際腎臓学会(WCN2019)にてポスター発表を行いました。

19.04.22更新

TT2019で講演と発表

 分子遺伝部門の古家野孝行研究員は、4月7~10日に神戸で開催された

The 15th Transgenic Technology Meeting (TT2019)にて、講演とポスター発表を行いました。

19.04.13更新

北京と広州で招待講演

 分子遺伝部門の松山誠室長と小林朋絵副主任研究助手は、中国で開催された国際ワークショップに招待されました。

中国の北京と広州の2会場にて、GONAD法の講演とデモンストレーションを行いました。

19.04.08更新

順天堂大学の医師2名が来所

 3月29日に順天堂大学の加納医師と深尾医師が来所され、2日間にわたってGONAD法のセミナーと実技講習などを受けられました。

19.04.05更新